始まった…BTSネットライブ。

 

スシローに行く前に一度自宅に帰ったら、既に妻と長女がテレビの前にスタンバイしていた。

長女のパソコンをテレビに繋いでいた。

 

詳しくは分からないが「BANG BANG CON The Live」というBTS専用の配信アプリを使っているようで、カメラを6台駆使して、自宅にいながら自分で選択し、6つのアングルからライブを観られる。

 

どこの会場から発信しているのかは完全シークレット。

 

当然有料配信。視聴料(チケット)はだいたい3,500円ほどらしい。

18時からライブ開始、17時過ぎの時点で全世界で既に15万人以上の人たちがログインして待っている。18時直前には50万人を超えていた。

 

しかもこの配信限定のグッズ販売もやっているらしい。

 

 

私と長男は迫害されつつも、妻と長女を通じて、世界的なコンテンツ、イベントマーケットの最先端を知る。すげーな。

 

18時半ちょっと前時点で71万人が視聴していた。≒3,500×71万人で約25億円。すげーな。

日本の24時間テレビ放映の際の1回の寄付金総額をはるかに凌いでいる。

 

だいたい1回で71万人入る会場なんてないわけで、しかも全世界で、そもそもライブに行けない人たちが自宅に居ながらにして体感できる。完全なLIVEでなくても、充分熱気が伝わる。

 

 

 

 

妻と長女に後ろからいろいろ質問していたらキレられた。

「うるさい!早く上の部屋に行って!」

 

画面に向かって二人が持っている光るマラカスみたいなやつや、かなりデカいうちわみたいなものも出始めた。二人の歓声がかなり響いてきたので、リビング周りの窓が開いていないかチェックし、エアコンをかけてあげて、リビングを出た。

 

日本では、サザンオールスターズが6月25日に横浜アリーナからデビュー42周年の感謝を込めて、無観客配信ライブを開催する。こちらの視聴料は3,600円。サザンであれば、横浜アリーナに12,000人入れる何倍ものファンが視聴するだろう。これはこれですごい。

 

デビュー42周年!サザンオールスターズの無観客ライブをU-NEXTで配信決定!

 

 

我らが松山千春にこういう手法を求めても無理だろうし、実現したとしてもどこまで視聴者が入るか。当然私は楽しみに視聴するが。

 

ともあれ、時代が動いていることを体感する。コロナ禍などものともせずに、むしろ追い風にして世界的な規模で発信するこうした手法は、勉強になる。大したものである。