今夜(5月10日)、「母の日」の松山千春ON THE RADIO。
今回も弾き語りがあるか?一方で結果的にこちらが期待していることとは逆のことをするところがあるので、どうかな?と思ったが、やっぱり後者だった。
番組の中で全4曲かけ、そのうち3曲は洋楽、最後の1曲が自身の「街の灯り」だった。
洋楽は分からないが、この3曲は聴いたことがあったし、とくに最後の「A Change Is Gonna Come」 、社会性のある歌詞内容は迫って来るものがある。
とはいえ、1曲でいいから毎週自身の歌の弾き語りを期待している。
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毎週のようにギターでフォークソングを紹介していましたけど、今回はちょっと変わった感じで、やっぱり毎回毎回フォク―ク、フォーク、フォークって言っていてもあれだし、今日は洋楽なんですよ。それも黒人のアーティスト。R&B、ソウル、ですよね。若い子は聴いたこともない人(アーティスト)なのかも知れないけど、我々世代は絶対忘れられないようなアーティストばかりです。
と語り、番組内で以下の3曲をかけた。
「I can’t stop loving you」 [RAY CHARLES(レイ・チャールズ)]
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「LATELY」 [STEVIE WONDER(スティービー・ワンダー)]
「A Change Is Gonna Come」 [SAM COOKE (サム・クック)]
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(番組の最後に)
「こんな緊急事態の生活の中だからこそ、みんなにはいい音楽を。この頃はやっぱりリズムが重視で、踊って云々という時代の音楽なのかもしれないけど、それはそれでよしなんでしょう。けど俺は言葉で、メロディでみんなに理解してもらえるようなそんな楽曲をこれからも作り、歌っていきたいと思いますしね。
レイ・チャールズ、スティービー・ワンダー、サム・クック。独特の声をもった三人の曲を聴いていただきました。
今回最後は彼らの曲に負けないぐらいの、松山千春、私の曲でありますけどね、ん?これはちょっと頑張って作ったなぁ、というね。昔の曲ですけど、『思い出』というね、6枚組のCDの中に入っていますが、松山千春『街の灯り』で今回はお別れしたいと思います」
「街の灯り」
(アルバム『ISHI』『思い出』収録)