今夜(3月22日)の松山千春ON THE RADIO。
3月25日発売のアルバム『思い出』から2曲かけた。同アルバムと、とくに4月10日千葉県・市原から始まるコンサート・ツアーについて、思うところを語っていた。来週には答えを出したいと言っていた。どうするか本当に悩むところ。どちらの決断になるにせよ、賛否は百出するだろう。ご本人もスタッフも、当然それを分かっているだろうから、相当苦心していると思う。心中お察しして余りある。
語った内容(要旨)とかけた曲は以下。「感じたくて」「春は来る」をかけたのは嬉しかった。
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3月25日、CD6枚組、91曲収録、松山千春コレクション『思い出』がですね、いよいよ、こんな中、発売されるわけでありますけどね。
(アルバムの中には)アップテンポのものもありますから。(今回の放送では)ぜひとも聴いていただきたいと思います。
アルバム『思い出』から、松山千春、
「どんなふうに」
(アルバム『自由の彼方へ』収録)
こうしたかたちで、91曲入っているから、これを出せると言うのも何かの縁なのかなと思いますしね。
松山千春コレクション『思い出』の中から、
「感じたくて」
(アルバム『自由の彼方へ』収録)
4月8にはシングルの新曲「ヤーヤーヤーヤーヤー」というのを先週聴いてもらって分かったと思いますが。
次の日、CHAGE and ASKAのASKAからメールをもらって。「千春さん、俺のをパクりましね。しかもヤーがふたつ多いです」といきなりきましたけどねぇ、まあ曲の内容はまた違うんで、ASKAそう言わずに聴いてやってくれ。
→ ASKA Official Web Site ちょっ、ちょっ・・・千春さんってば・・・。
→ (関連拙稿)松山千春ーASKA、小田和正、財津和夫、井上陽水の”天性の声”を讃える。
「ヤーヤーヤーヤーヤー」
(春のコンサート・ツアーについて)
我々も事務所あげていろいろ考えまして、何と言ってもオフィス・ゲンキ、社長は私なんですよ。私がいろいろ判断しなきゃならないんですが、やっぱりね、みんなそれぞれの考え方もあるだろうし。
いちおう俺は”やっぱり4月10日からスタートしたい”。勿論、お客さんが一番大切ですからね。新型コロナウイルス、どこまで落ち着いて収束しているかどうかによっては、10日からいきたいと。本来なら今回の放送で延期か中止かというのを言いたかったんだけど。なにせパンデミックになってしまったんで、もう一度様子をみて、4月10日、もしできない状態であれば延期、春のコンサートは4月から7月まで続きますんで、スケジュールをいろいろと組み替えたり、いわゆる延期したり。会館が取れない、”その日以外はちょっと難しいです”ということであれば秋の方に回したりと。
正直言ってこれも秋で終息しているかどうかも分からない状態だったりしますけど、極力お客さんに迷惑をかけないようなかたちでやっていきたいなとは考えています。勿論、こういう状況になったんだから、”残念ながら今回は行かないようにするよ”という方もたくさんいらっしゃると思いますし、そんな中でも、状況をどう見極めるか。来週にははっきりと答えが出せると思うんですけど。できれば予定どおりのかたちをとりたいと思っていますし、また状況が変わって総理が緊急事態宣言を出した場合には、これは根こそぎ変わっていく状態になりますけどね。
ちゃんとコンサートができるよう、俺は俺でしっかり体調を整え、リハーサルもやってるわけですからね。やっぱり”これをみんなに聴いてもらいたい、ぜひとも今歌っておきたい”という曲がありますからね。どんなかたちになったとしても、コンサートは延期になったとしても、ずっとやっていく、そういう気持ちが強いので、はっきり”スタートは10日の市原です”と言えない今の状況なんですよね。
マネージャーも一生懸命やりくりし、このパターン、あのパターン…とかね。いろいろ考えてくれているんですけどね。果たしてどうなっていくのか。
自分も不安と言えば不安かもしれませんけどね、いつ幕が開いても歌えるような状態にはしっかりとしていこうと思うし、いくらリハーサルやっても無駄にはならないと思いますから。
もし今年の春、”ああ、千春コンサート、行こう。久しぶりに行こう”そう思っていらっしゃる方がおられたら、どうぞご自分の体調をしっかりしていただいて。
この新型コロナウイルス感染症が終息、完全な終息は無理かもしれませんけどね、コンサートができるような4月になってもらいたいと思っています。
「春は来る」
(アルバム『伝えなけりゃ』収録)