今夜(3月15日)の松山千春ON THE RADIO。
4月8日リリース予定のシングルをカップリング曲とともに2曲かけた。
何よりも、春のツアーをどうするか。やっぱりなというか、当然そうだろうなと思ったけど、春のツアーを行うかどうか、ご本人も検討し悩んでいるようだった。
こちらの絶対的な気持ちとしてはやって欲しいと思うけど、この状況下、中止もしくは延期もあり得るだろう。ご本人とスタッフの皆さんの決断が一番悩み苦しいところ。
改めてアルバム『思い出』について、思いを語っていた。
春のツアー、『思い出』、ニューシングルについて語ったことは以下(要旨)。
_________
我々も、コンサート、4月から控えている者にとっては、様子見、周りの落ち着き具合い。俺はやる気満々、お客さんのことを考えたら、これやっぱりお客さん第一だから、それを考えたら果たしてやれるのか、それとも中止、延期になるのか、事務所では早めに決定して皆に知らせなければいけないな(と考えている)。
この時点でコンサートをやれるかどうかを決められないってのはね、揺れてるんだよ心が。やめるならやめるで一日でも早くお知らせしたいし。こればっかりは、「やるぞ、やるぞ」と言っても松山千春が顰蹙をかうだけ。顰蹙ならいくらでもかうんだ、問題は来てくれたお客さんが感染してしまったら身も蓋もないという状態になる。
俺たちコンサートは、無観客、これはちょっとないもんなぁ。無バンド、バンドがいないというのはいくらでもコンサートはできますけど、無観客となりますとね これ難しいですからね。しかしながらうちのバンドはリハーサルをちゃんとやってるんですよ。やっぱりどっかの時点でね、もし初日が間に合わなかったとしても、5月、6月、7月に入ったら札幌なんですけど、その後オリンピックが…。
(リクエストに応えて)松山千春
「卒業」
(2001年リメイクver./ベストアルバム『季節の旅人~春・夏・秋・冬~』収録)
3月25日に恋愛の曲を91曲、それを6枚のCDにして、ラブソング特集みたいな、これを発売するわけですど、「思い出」というタイトルで、コンサートでも言ったけど、やっぱり人間が人間に贈るプレゼントは思い出。銭金よりも何よりも最大のプレゼントは思い出だ。みんなも、いろんな思い出をお持ちでしょう。とくに私の場合は恋愛に関して、44年も歌ってきたから、その中からあまり陽の目を見なかった、アルバムのなかにひっそりと入っていたような曲たちを引っ張り上げて、またシングルでも売れなかったんだけど、俺はいい曲だなぁと思ったような曲、そういう曲をかき集めて91曲、6枚組。
そんな中新曲なんかもできちゃって、今回新曲も聴いていただこう。新曲は「空と月」(正式表記不明・仮)という曲と「Yah Yah Yah Yah Yah」(同)、いやならやめろっていう話しなんだよな。「Yah Yah Yah Yah Yah」がメインで、カップリング曲として「空と月」。4月8日発売。発売日もコロンビアが頑張ってね、俺のコンサートの初日が4月10日だから、”何とか間に合わせます!”て言ってね、俺はもうはりきってレコーディングやった。果たしてそれが吉と出るか凶と出るかわかんないけどね。
「マイ・ラブ」
(アルバム『STANCE』収録/『思い出』収録予定)
「思い出」という91曲も入ったCD6枚組。自分で曲を選びましたからね、1曲1曲思い出がある曲だなと思います。またラブソングをこれだけ91曲も並べても、自分で聴いていて全然飽きることなくすんなりと聴けたんだよな。だからぜひとも松山千春を知らない人であっても、ただ恋愛の歌を歌っているんだなあという感じで聴いていただいて納得ができるようなアルバムになっているんではないかなと、自分では自信持ってますけどね。
そんな中新曲ができちゃてね、両方とも好きなんだ、どっちをA面にしても構わなかったんだけど、「空と月」という曲ね、これは要はね、あなたのことが大好きです、たとえどんなに離れていてもあなたのことが好きです、この気持ちを大切にしたいし、そしていつか、それが最後のフレーズになるんだけどな、三拍子です。この頃あんまり三拍子の曲がなかったんで、この曲非常に難しんだけど、もしギターでね、コピーするような方がいたらね、マイナーとメジャーが行ったり来たりするんですよね、その辺が難しいと言えば難しい部分なんですけど。よくあの忙しい中こういう曲ができたなと思ってね、自慢?(笑)
「空と月」
(4月8日リリースシングルカップリング/表記不明・仮)
「Yah Yah Yah Yah Yah」
(4月8日リリースシングルメイン/表記不明・仮)
________
ラジオを聴く前にちょうど「マイ・ラブ」を弾き語りしていたので、ちょっと嬉しかった。
先が全く見えない状況ではあるけど、とにかく世界の皆さんがご無事でありますよう、一日も早く収まりますよう、祈るしかない。