それこそリリース当時以来と言ってもいいほど超久しぶりに聴く
渡辺美里ライブアルバム『Live Love Life』。1995年11月13日リリース。
1995年8月5日、西武ライオンズ球場で開催されたライブ「She loves you 1995 Summer 10th Anniversary」での模様を収録。全24曲のうち12曲、アンコール前のファンの大合唱「きみに会えて」を加えて13曲収録した完全限定生産のライブアルバム。
どの程度限定だったのかまったく記憶にない。
歌詞カードに加え、「超豪華9面折り込みライヴフォト」として9面に展開(両面で18面)できるライブ写真や、ライブのフィルム(misatoオリジナルマウント付きフィルム)が1枚封入されている。
「10years」「Long Night」「夏が来た!」「サマータイムブルース」「JUMP」など今聴けば一層懐かしさが漂う、個人的に好きな曲も収録されている(以下全収録曲)。
1. 夏が来た! 2.あなたの全部 3.JUMP 4.It's Tough .5.ジャングル チャイルド
6.恋したっていいじゃない 7.ブランニューヘブン 8.Long Night
9.チェリーが3つ並ばない 10.10 years 11.Promise 12.サマータイム ブルース
13.きみに会えて("Yarujan" Great Fan's Chorus)
「Long Night」「BELIEVE」「シンシアリー」「いつかきっと」「JUMP」…自分の趣向に合う曲は別として、自分の経験を彼女の歌詞の世界にそのまま投影することはなかなかできないが、言うまでもなくあのパワーとキレのある歌声、歌い方が聴いていて心地よい。
どのアーチストもやっぱりライブでこそ伝わる良さが多分にある。渡辺美里はとくにそう言えるように思う。彼女のライブにそんなに多く行き、そこで多くの曲を聴いてきたわけではないけれど。
松山千春は「俺の歌を聴きたければ家でCDを聴け」と冗談交じりによくライブで言うが、その対で「渡辺美里の歌を聴きたければライブでこそ聴け」、同じ歌でもライブでの歌唱はひときわ迫ってくるものがある。
新型コロナウイルス感染拡大の影響でライブ延期が続いる。本人もファンもやりたがっているところ、無念だろうと思う。彼女のブログからそれが伝わってくる。
このライブCDを聴いていて、学生時代の1987年夏、西武球場に行ったライブを思い出した。あの時聴いた「Lovin' you」は今でも響いている。
1987年8月1日 渡辺美里 『 助走1987』西武球場」セットリスト ※
- 01. HAPPY TOGETHER
02. 素敵になりたい
03. 18才のライブ
04. Bye Bye Yesterday
05. 悲しいボーイフレンド
06 .Milk Hallでおあいしましょう
07. Teenage Walk
08. 雨よ降らないで
09. BELIEVE
10. 風になれたら
11. Pajama Time
12. Richじゃなくても
13. BOYS CRIED(あの時からかもしれない)
14. 19才の秘かな欲望
15. Lazy Crazy Blueberry Pie
16. .IT'S TOUGH
17. みつめていたい (Restin' In Your Room)
--ENCORE-- - 18. Lovin' you
19. My Revolution
20. Long Night
21. GROWIN' UP - ※セットリストは夢野旅人さんブログから引用(松山千春だけでなく渡辺美里までも、よくここまで精細なデータベースを構築されているものだと感心しながら)