3連休はいいもの。久しぶりに週末や連休がまるまるカレンダーどおりの休み。
久しぶりに、松山千春MBSラジオ公開生放送(1981年7月27日) の音源を聴いた。
伸びやかで艶のある素晴らしい歌声。惚れ惚れする。
歌った曲は以下とリブログした夢野旅人さん記事。
「大いなる愛よ夢よ」(弾き語り・当時新曲)
「君がいる僕がいる」(弾き語り・未発表曲)
・旅立ち~かざぐるま~時のいたずら~季節の中で~(超ワンフレーズ弾き語り)
「夢をのせて」(弾き語り/ワンコーラス)
「長い夜」(弾き語り)
この直前の6月に行ったツアー「時代をこえて」(@日比谷野外大音楽堂)、オープニングで歌った「大いなる愛よ夢よ」をここでも弾き語りで歌っている。ギターは、野音では全編ストロークだったが、ここではAメロはアルペジオ、サビをストロークで弾いている。
「大いなる愛よ夢よ」と「君がいる僕がいる」の間のトーク
「北海道にいるとこんな歌がどんどん出来上がったりなんかしましてね。今の歌、聴いたことなかったべ。これはしばらく前に作ったんだけどね。春のツアー最後の6月27日、28日か、日比谷でやった時にちょろっと歌ったりなんかしましてね。大阪のみんなに聴いてもらうのは今夜が初めてだったんじゃないかな。いろんな曲できてます。みんなから言えば、”松山千春らしいな”とか、”これはちょっと違うんじゃない?”みたいな、いろんな感じの曲が出来ている。これからもぜひ期待していていただきたいと思います」
「君がいる僕がいる」を歌い終えてのトーク
「新しい歌というか、作っている曲を聴いていただいたんですが、今の曲も初めて聴いたでしょ。一番上の方まで聴こえてましたか?この美しい顔がみんなにも見えてますか?この頃すっかり顔に関しても自信がつきましてね。テレビに出るってことは恐ろしいなぁ、みたいなね。腰を振ったりですね、あのテレビ、見た?ほんと言うとね、あんまりテレビは自分としては好きじゃないんだけど。出る限りはね、楽しく出たいし。また(コンサートで)みんなと楽しくやっているところを他の人たちにも見てもらいたいな。(中略)男の人にとっては、今みたいな曲、理解してくれたんじゃないかと思いますね」
「君がいる僕がいる」
この公開録音時と、1981年秋のツアーではレギュラーで歌っているが、未発表に終わっている。抽象性の高い言い回しを少し入れつつ、シンプルで対義語的に言葉をぽつぽつ置いていく歌詞、メロディは松山千春ど真ん中。松山千春哀歌、松山千春悲歌と言ってもいいような…。こういうメロディこそ松山千春の世界と思う。個人的にも好きなメロディ。
メロディがこの歌にかなりの重厚感を与えていて、重さともの哀しさに聴き終えるとどっと来る。
(夢野旅人さんレビュー)
「松山千春 『君がいる僕がいる』に思うこと~未発表作品解説8~」S2976
歌詞を書き起こそうと思ったが、これを聴きながらブログを書いていたら、重さと哀しさに気持ちがなえた。以下Youtube(音源)から。
「夢をのせて」。個人的にはこういう弾き語りの方が深く入ってくる。
最後に「長い夜」を弾き語りで歌っている。
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「大いなる愛よ夢よ」(弾き語り・当時新曲)
「君がいる僕がいる」(弾き語り・未発表曲)
・旅立ち~かざぐるま~時のいたずら~季節の中で~(超ワンフレーズ弾き語り)
「夢をのせて」(弾き語り/ワンコーラス)
「長い夜」(弾き語り)
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