<2023.9.3再掲>
<2023.4.28>ILで公式音源挿入

<2019.7.5記事>

 

 

今夜(2019年7月5日)放送のTBS系『ぴったんこカン★カンスペシャル』

「長渕剛さんと行くとんぼ豪華同窓会ツアー」

 

友人と飲んで帰宅して、録画していたのを観た。

 

コーナー全編にドラマ「とんぼ」の懐かしいシーンが流れていた。


長渕剛が共演した石倉三郎さん夫妻(夫人)が営む「花菱」(和食、日本料理店/江東区門前仲町)にも行っていた。

 

そこで「花菱にて」「とんぼ」をGibsonのギター(12弦とスモールGibson)で歌った。


 

 

9月にBlu-ray/DVD化されるドラマ「とんぼ」のPR的な企画だったが、アルバム『LICENSE』(1987年)リリース当時以来と言ってもいいぐらい久しぶりに「花菱にて」を聴いた。

 

花菱で歌う「花菱にて」、よかった。

 

長渕剛が映画?監督、ドラマ?監督との行き違い、意見のぶつかり合いをきっかけに生れた歌だと、番組の中で石倉三郎さんが言っていた。

 

そのぶつかり合いが長渕剛に与えた影響の大小は分からないけど、ある意味素材となるワンシーンから、ここまで歌詞の世界を作り上げるのはさすが。

 

よく聴いていた学生時代のあのアパートの部屋を思い出した。

 

 

酒の席での たわ事と
許してやれよと 言われても
あいつのかみつく 泣き声は
どこか全てが 負けていた

夢を喰って 生きてゆけた
時代も確かに 刻んではみたという
こんなはずじゃ なかったのにと
絵面はいつしか 割れていたという

窓をあければ 小さな河川が流れてた
夜風はしらじらと 頬に冷たく
そして 生きてく勇気が欲しくて
それでも死ねない 自分がなお悲しいんだ

すがられる程の 柄でもなく
戸惑う程の 馬鹿でもない
風が吹くよな ちんけな俺でも
魂 だけは ゆずれない

希望はいつも ずっと遠くで微笑む
届かぬ女の 悪戯に似ている
咽が裂ける程 誰かの名を
叫び続けた事も あったのに

窓をあければ 小さな河川が流れてた
夜風はしらじらと 頬に冷たく
そして 生きてく勇気が欲しくて
それでも死ねない 自分がなお悲しいんだ

それでも死ねない 自分がなお悲しいんだ