<2024.02.11>公式音源挿入
<2019.06.30>起稿

 

 

職場で義務付けられているストレスチェック。どうせストレス積載量オーバー、満載だろうからやっても意味がない。無視していたら督促メールが来た。

 

やってみた結果

「問題ありません。油断せずに今の状態を維持してください」

「そんなはずはない…このチェック、おかしくないか?」

すぐに画面を閉じた。

 

考えてみれば、年相応の不安、責任や人間関係についてくるストレスは当然あるものの、必要最低限のスパイスみたいなもの。

 

夜、横になれば3秒程度で寝入っているし、朝も爽やかに起床し、職場に足が向かない、なんてことはない。

 

松山千春が歌うとおり、まったく

 

「静かに静かに眠れたら

今日はとってもいい日だね

明日も必ずいい日だね」

 

むかしむかし、ラジオから拾って松山千春のライブ音源を集めたことがあって、いつだったかそれらを全部CDにダビングした。

最初に録音した時、いつ、どこの音源で、どの媒体からの録音かなどはやっぱり一切書いていない。

 

適当に引っ張り出したそのCDに弾き語りでの「今日限り」が入っていた。松山千春の声からしてまだデビュー数年?

 

特徴的な音からして使っているギターはおそらくオベーション・スーパーアダマスかな?オベーションであることは間違いないと思うが。

 

 

 

LPのようにスリーフィンガーではなく、ゆっくりとしたアルペジオ、サビはストロークで弾き歌っている。

 

新宿厚生年金会館ファイナリスト公演(2010年3月)での「あの日のままで」もそうだった。

 

LPでは2曲ともテンポあるスリーフィンガーでギターがよく響いている。サビではストロークに切り替えてもよいぐらい。

 

松山千春本人はLP収録の「今日限り」や「あの日のままで」のギター奏法は得意じゃないと思う。そういう場合、ゆっくりとしたアルペジオにしてしまう。

何となく分かるし、その奏法なりの良さはあるが、やっぱりLPのギターのまま聴きたい。

 

デビュー前「千春のひとり唄」での「今日限り」(弾き語り)

 

 

ファーストアルバム『君のために作った歌』(1977年6月)のB面4曲目に収録されている「今日限り」

 

 

初めて聴いた時、その2曲目の「この道寄り道廻り道」から「ためらい」「今日限り」の3曲セットで、強烈なインパクトだった。

 

このアルバムの中では、当時の情景を思い出させるのは「旅立ち」「大空と大地の中で」よりもこの3曲。

 

 

正しい自己肯定感があれば、他人をうらやんだりしない。人と較べて焦ったりしない。

 

自分の勝手な思い過ごしや心配に怯えれば、自分で自分を追い詰め、翻って言い訳や強がり、自己否定が出てくる。

 

そんなのとは今日限りさよならして、その中でずっと頑張ってきた自分をまっとうに褒めてあげればいい。今生きる自分の人生を受け入れて、楽しむ他はない。

 

さて、今夜もし静かに静かに眠れなかったら、明日もう1回ストレスチェックをやってみることにする。

 

 

静かに 静かに ねむれたら
今日はとってもいい日だね


静かに 静かに ねむれたら
明日も必ず いい日だね


いいわけばかりの毎日に
さよならしたいね今日限り
すなおになれずに生きるのは
もう今日限り

静かに 静かに ねむれたら
考えすぎる事もない

静かに 静かにねむれたら
思い悩む事もない


強がりばかりの毎日に
さよならしたいね今日限り

何かにおびえて 生きるのは
もう今日限り

いいわけばかりの毎日に
さよならしたいね今日限り
すなおになれずに生きるのは
もう今日限り

静かに 静かに ねむれたら
今日はとってもいい日だね
静かに 静かに ねむれたら
明日も必ず いい日だね