今夜(6月9日)の松山千春「ON THE RADIO」は、明日からの大阪公演のために大阪入りしてのラジオ大阪から。
本人はまだ不安が残る口ぶりだったが、ともあれラジオから松山千春の声が聞こえてきてほっとした。
この前の稿に対して、「通りすがり」さんから18時過ぎに「千春さん本日伊丹空港より入られました。今夜のラジオは大阪からでしょうか?公演も予定通り?」とのコメントをいただいていた。
ラジオの中での本人談(要旨)
「喉にポリープや傷はない。炎症だけ。これが取れると声が出る。
突然声が出なくなって、断腸の思いでいわき(福島県)公演を延期した。
大阪公演、ちゃんと声が出るかどうか。だいぶ良くなっているが。
歳をとると回復力が落ちる。こんなに声が出なくなるなんて考えてもみなかった。
俺もいい時もあれば悪い時もある。どん底の時にどれだけできるか。どん底のなかでも100%で歌おうとする自分がいるはず。
多くのみなに心配かけて、心配していただき、フォークシンガーとして試されているんだろう」
「仙台公演の翌日、いわきに移動しようとした朝、まったく声が出ない。うんもすんも出ないのは初めて。びっくりした。”自己管理がなってない”と言われればそれまでなんだけど」
上の話しをした後すぐに、先日の金融庁「老後2000万円必要」試算に関する話題をそれなりに長く語ったので、ある意味、これは大丈夫だな、と思った(笑)。
「自分の体のことは、自分で管理しなければならないし。
声が枯れようが何しようが俺たちは歌うことができる。そう信じて明日からの大阪2日間、頑張ります」
「最後にかける曲は松山千春『です。』
これは大阪のホテルで作った曲です。今考えると作っておいてよかった」
「です。」
(2001年10月21日リリースのシングル「宇宙のはるか」のカップリング)
ともあれ、安心した。
明日からの大阪公演2日間、無事に歌いきれるよう祈っている。
(関連拙稿)
松山千春「です。」―何かあって初めて分かる”何もないこと””たわいない事”の大切さ、有り難さ