(松山千春 5月16日日刊スポーツ)
昨晩、先輩方7名とご一緒に一席持った。
51歳の私が一番若い。必然的に順番に先輩方の過去の武勇伝と思い出話を個別に聞かされる。
カラオケもあり「おい、虹野、千春歌え!」とリクエストが来た。
17日のライブ以来私の中で響きまくっている「バラード」を歌い上げ世界に入ろうと思ったが、分かるわけがない。ここで歌ってはもったいない(笑)。
オーディエンスの年代を考慮し、私が大好きな曲でもある石原裕次郎「勇者たち」(作詞:なかにし礼/作曲:浜圭介 「西部警察」エンディング曲)を、千春風に溜めを作り語尾を伸ばしまくって歌い上げたら、皆さん大喜びだった。
石原裕次郎の「勇者たち」。
敢えて言えば”ある程度年齢と経験を重ねた男の歌”。
誇りがあり、夢があり、祈りがある。苦境のど真ん中、息をひそめる鷲になれ。じっと耐え、爪を磨ぎながら唇噛んで羽根を休めていればいい。絶対に戦いを捨てるなよ。
~いい歌である(以下、歌詞)
カラオケのリモコンでもYouTubeでも「勇者たち」を検索すると、必ずセットで加藤ミリヤさんの「勇者たち」が出てくる。加藤ミリヤさんはまったく知らないが、ちょっと聴いてみた。
未来の可能性を秘めながらも、不甲斐なさやもどかしさを抱え、それでも必死に前に進もうとする現代若者を「勇者たち」と歌う。~いい歌である(以下、LIVE映像+歌詞)
【勇者たち/加藤ミリヤ】曲名の「勇者」はどんな人…?歌詞に込められた想いとは?意味を徹底解釈!https://otokake.com/matome/CfIVxc
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「勇者たち」(石原裕次郎)
雨が上がれば 虹が立つ
嵐すぎれば 鳥が舞う
それが人生の約束だから
今は涙の味覚を知れ
捨てるなよ 戦いを 男なら
最後に勝つ者になろうじゃないか
生命がある 勇気がある 夢がある
そして お前にゃ俺がいる
風が強けりゃ 岩陰で
息をひそめる 鷲になれ
爪を練磨ながら 唇かんで
羽根をやすめて いればいい
捨てるなよ 戦いを 男なら
最後に勝つ者になろうじゃないか
誇りがある 祈りがある 愛がある
そしてお前にゃ 俺がいる
捨てるなよ 戦いを 男なら
最後に勝つ者になろうじゃないか
生命がある 勇気がある 夢がある
そして お前にゃ俺がいる
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「勇者たち」(加藤ミリヤ)
時は流れていつかまた出会うまで
「さようなら」
君の行く道に僕が居なくても
「ああ忘れないよ」
月日が流れて何もかもすべて赦したいよ
忘れていいよ僕のことは大丈夫だから
真実に目を塞いだ
未完成な僕ら 勇者たち
"こんな時代に取り残された"
君は笑って
僕は泣いていた
この状況を嘆くよりも先に
やるべきことがあった
ここぞという時に楽な道を探す
怠け者だった
生まれ変わるなら
もっといい人生を送りたいな
不器用なままでは
世間は冷たい
時は流れていつかまた出会うまで
「さようなら」
君の行く道に僕が居なくても
「ああ忘れないよ」
月日が流れて何もかもすべて赦したいよ
忘れていいよ僕のことは大丈夫だから
I need to know me yeah yeah
If you don't need somebody ok
よかったらまた思い出して
ここに僕がいることを
そんな風に優しくしたら
きっと僕はまた君に甘えてしまうよ
君はすごく遠い街に行ったみたいだね
「綺麗になった」って母さんが言ってたよ
世の中いい人も悪い人も
見分けつかなくなった
競い合うことに疲れ評価も恐れて
逃げたくなった
僕が持ってないもの君は持ってたから
惹かれたのかな
追いつけないことなんてわかってたのに
哀しみが過ぎて いつの間にか忘れ
無感覚で
君が去って 僕は痛み感じて
その方がマシさ
いつかの夢に見た勇敢な人になりたいよ
笑っていてよ 微笑む先が 僕じゃなくても
I wanna change myself yeah yeah
I found my reason to live yeah yeah
忘れた頃に君の近くで
僕が僕らしくいれたら
同じ時代に生まれ
同じ痛みを感じ
同じ運命背負い
理由を探してる
知るほどにただ虚しいだけ
何もできやしない愚か者
いつかはいつかは
また君の胸で泣きたいよ
果てない空
どこまでもゆけるような気がしてた
走って走って
君の姿だけ探したよ
懐かしいな あの日見てた
君のままだった
時は流れていつかまた出会うまで
「さようなら」
君の行く道に僕が居なくても
「ああ忘れないよ」
月日が流れて何もかもすべて赦したいよ
忘れていいよ僕のことは ありがとう
I need to know me yeah yeah
If you don't need somebody ok
よかったらまた思い出して
ここに僕がいることを
goodbye goodbye goodbye...