中村雅俊インタビュー

『Masatoshi Nakamura 45th Anniversary Single Collection~yes!on the way~』

billboard JAPAN

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中村雅俊『Masatoshi Nakamura 45th Anniversary Single Collection~yes!on the way~』インタビュー

 

 

「まだまだやることはあるし、まだまだ見せられるモノはある」
 中村雅俊45周年記念特集インタビュー公開!シングルベストアルバム『Masatoshi Nakamura 45th Anniversary Single Collection~yes!on the way~』の話から70's、80's、90's、00's以降と4つの時代を振り返りつつ、俳優と歌手両方の中村雅俊を表現する明治座でのアニバーサリー公演、ゲストの小椋佳や松山千春についても。ぜひご覧ください!

 

--7月15日の公演では【Masatoshi Nakamura 45th Anniversary 明治座 Special Live】を開催。こちらには、スペシャルゲストとして小椋佳さんと松山千春さんが出演されます。中村雅俊さんにとっておふたりはどんな存在なんでしょう?

 

中村雅俊:俺が大学1年のときに、近所にライオン座という映画館があって。今、東映の会長をやっている岡田裕介さんが出演していた『初めての旅』と『初めての愛』という映画を観たんですけど、その音楽が小椋佳さんだったんです。劇中で4,5曲流れていて、それが「さらば青春」とか「しおさいの詩」とかいわゆる初期のヒット曲だったんですよね。それですごく気になって。で、そこから数年たって俺は俳優、歌手としてデビューしたんだけど、ドラマ『俺たちの旅』で主演を務めることになったときに、ここぞとばかりにプロデューサーに「小椋佳さんに主題歌をお願いできませんか」と話したら、その当時、小椋さんはアメリカにいたんだけど、書いてくれたんだよね。それからの付き合いになるので、もう44年ですかね。ふたりでライブやったり、テレビ番組での共演もいちばん多い。

 

--松山千春さんとはどういう関係性なんでしょう?

 

中村雅俊:大阪にサウンドクリエイターっていうイベンターがあって、そこの最初の社長が1970年代に結婚したとき「親しいアーティストを結婚式に呼びたい」というので、矢沢永吉さんと松山千春と俺を呼んでくれたんですよ。そのときに3人でいろいろ話をしてて、それが千春との最初の出逢い。あと、札幌のマジックを見ながら酒を飲むマジックバーに一緒に行ったり、復興支援で伊勢正三さんと千春と俺の3人でライブをやったりもして。そういう縁もあって、今回「出てくれるかな?」ってお願いしたらふたつ返事で出演してくれることになったんです。千春は表現者として本当に凄いし、話術もビジュアルも凄いからね(笑)。また同じステージに立てるのが楽しみです。

 

小椋佳さんが作り、中村雅俊も歌う「時」

 

小椋佳「時」

 

 

中村雅俊「時」