昨晩、録画しておいたNHKの「密着ドキュメント 小田和正~毎日が”アンコール”~」の再放送を観た。

拙ブログを見てくださっている方のブログで知った。

 

まるまる2時間、いい番組だった。

その中で小田和正がふるさと東北の復興支援に携わり、植樹しているシーンもあった。そこには小田和正「君の好きなふるさとの街に またあの日々が戻って来ますように」との「その日が来るまで」の歌詞が刻まれている。

 

(「がんばろう石巻の会」facebookから拝借)

 

石巻市にある「がんろう石巻」の大看板の周りには、ど根性ひまわりと一緒に、全国から寄せられた「鯉のぼり」が元気に泳ぎ、訪れる人を勇気づけている。

 

我が家の石巻ど根性ひまわり。九代目の芽が元気に出てきた。

 

 

長渕剛も東北復興に尽力しているひとりであり、現地に何度も足を運んでいる。

 

震災の年の六月、訪れた大きなダメージを受けた瓦礫の街の中に誰かが掲げた鯉のぼりが泳いでいた。長渕はその鯉のぼりに、そこに住む皆様の不屈の決意を見た。

 

2012年10月、日本武道館のセンターステージで長渕剛がギター一本で歌う「六月の鯉のぼり」、あの時の長渕剛の姿とともに、今もしっかり覚えている。


 

 

肩を寄せ合い寒さをしのいだ
打ち震える白夜に
命も凍りついた

かすかに君の声が聞こえた時
僕はしがみつくように
君を抱きしめた

悲しみを抱きしめた二人の間に
生まれてくるものは
苦しみだけか

どこへ行けばいいどこへ立ち向かえばいい
僕たちは誰に道を
聞けばいい

なーんにもないこの青い空に
遅れてきた
六月の鯉のぼり

しっかり寄り添い雲を追いかけ泳ぐ
季節の風に挑む
二匹の鯉のぼり

明日僕はまた壊れた船に乗り
君を守るそのために
海に出る

大好きだった君が生きてゆくのなら
かわりにたとえ僕が
死んでもかまわない

限りなく続くこの一本道を
ふりかえりふりかえり
歩いてゆく

僕たちはいつになったら帰れるの
あの美しい故郷の
家に帰りたい

水平線を泳ぐ鯉のぼり
あの故郷に帰れる
日はいずこ

 

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