記事中に、現在展開中の「ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ - 」の一部ネタバレ、セットリストを記載しています
松山千春は、2018年5月20日放送の自身のラジオ番組「松山千春ON THE RADIO」で、その直前(5月16日)に亡くなられた西城秀樹さんを偲ぶコメントを残した。
西城秀樹は残念だった。
なにせ歳がいっしょですから。早過ぎる。おたがい1955年(生まれ)。
秀樹とは知り合いの結婚式でよく会っていた。
秀樹はリハビリ、しっかりやってたしな。本当に残念でした。
しかしながら、西城秀樹のファンにとっては、これからも彼が残した曲、あとフィルム(映像)、いろんなかたちで残っていると思いますので。
次の世代に語り継ぐ、そんな思いを込めて、西城秀樹、「恋する季節」
2月6日、オリンパスホール八王子から始まったASKAコンサートツアー「ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ - 」のアンコールで「誰もが知っている歌だよ」と言って、西城秀樹さんの「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」を歌った。
会場が一体となって盛り上がった。
歌い終わって「本来歌にジャンルなんてない。いい歌はいい」(要旨)と語った。
あれ以来、「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」を口ずさむことが多い…。
CHAGE&ASKA、ASKAの情報を精力的に発信されている犬山翔太さんによると、
「ASKAさんは、ソロになってからバンドツアーで先輩アーティストの名曲をアンコールでよくカバーしています。ピンキーとキラーズの「恋の季節」。和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」。布施明さんの「君は薔薇より美しい」など。
今回は、名曲を歌い継ぐ、という意味と、西城秀樹さんへの追悼の意味を兼ねて、選んだのではないか」とのこと。
「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」と言えば、TBS「ザ・ベストテン」での最高得点9999点。
1979年4月5日と12日、2週続けて9999点。
当時、私小学6年、得点にびっくりした。
(参考情報)「高得点1位」ランキング
http://www.kajiyan-net.jp/best10/highno1.htm
これによると、松山千春は「長い夜」で9849点。
もともとはアメリカのヴィレッジ・ピープルの曲をカバーしたもので、この歌本来の意味から離れ、若者を讃え、勇気づけ背中を押すような前向きな力強い歌詞。
『ザ・ベストテン「今月のスポットライト」』(以下)では「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」のレビュー、そして西城秀樹さんに関する記事が掲載されている。
■第32回 西城秀樹「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」(2018年1月16日)
http://www.uta-net.com/user/timemachine/best10/1801index.html
この記事を書いた方の氏名は記載されていない。
いくつもの視点を織り交ぜ、誠実さ伝わる文章から「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」・西城秀樹が、次の世代に語り継がれるかのように、伝わってくる。