二十数年振りにヴィクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」再読開始
今回の訳者は永山篤一氏。
学生時代に読んだ同書の訳者は、辻 昶(つじ とおる)氏。
外国の作品を興味を持って読み進められるかどうかは、訳者によるところが大きい。
(前略)
社会が閉塞感につつまれる可能性があるあいだ・・・つまり言い換えれば、広い視野に立って見たとき、この世に無知と無慈悲が残っているかぎり、本書のような作品の価値は失われずにいるだろう。
1862年1月1日 オートヴィル・ハウスにて作者記す
(部屋に飾っているヴィクトル・ユゴー写真。24年前、フランスに行った折に購入)