<2022.11.4再掲>
<2018.12.24記事>
硬い話しー
人生はやり直せない一度きりの片道である。絶対に後戻りはできない。朝起きたら、突然人生に終わりを告げていることだってある。自分さえも気づかないうちに。
今、自分の人生が終わりを迎えたときに、どれだけ悲しんでくれる人がいるか。
長渕剛「人生はラ・ラ・ラ」
2003年5月リリースのオリジナルアルバム『Keep On Fighting』の5曲目。
一度きりの人生、まったく生まれ変わるなら生きてるうちである。
自分が置かれた場。環境を嘆き、誰かのせいにして、誰かを恨んでもなにも生まれない。
環境や世間の波に流されないためには、そこにいる自分を見つめることだろう。そこで何か学ぶことがある。学ぶことがあるからそこにいる。全部意味がある。
自分を見つめていった時、これまでの自分に欠けていたものに気づく。新しい自分を発見する。生きているうちに、生まれ変われる。
「LIVE 2003 KEEP ON FIGHTING野外Live Tour」と銘打って行われた野外ライブツアー。
8月10日の横浜赤レンガパークの模様はライブDVD『Keep On Fighting LIVE 2003 夏』として、同年11月にリリースされた。
ライブクリップ的な仕上がりは少し残念だった。あまり編集を施さず、そのままLIVE全編を伝えて欲しいと思った。
本質的には共通する部分があるにせよ、デビュー当時の長渕剛だったら、きっとこういう歌は生まれて来なかったと思う。
「生まれ変わるなら、生きてるうちに」―いい言葉。
死ぬまでにどれだけ自分を変革できるか。自分を磨けるか。自分を高められるか。
良し悪し度外視、どうあれ、生まれ変わり続けている長渕剛の、2003年時点での名曲だと思っている。
もしも人生がやりなおせるのなら
誰も人生を悔やみはしない
だけど人生は一度っきりだから
生まれるかわれるなら生きてるうちに
ちびちび刻んで とぼとぼ歩いて
さすらってみたり
みじめなしっぽとすりきれた羽根を
震わせてみたり
おまえ 人生よ!悔しくないのか!
もっと 荒れ狂い騒ぎひっかきノー・リターン
やがて人生に終わりが来たときに
誰か人生を悲しんでくれる?
だけど人生は一度っきりだから
生まれかわるなら生きてるうちに
ガチャガチャさすってコソこそ笑って
みせびらかしたり
みじめなしっぽとすりきれた羽根を
ちぎってみせたり
おまえ 人生よ!淋しくはないのか!
もっと 荒れ狂い騒ぎ愛おしくノー・リターン
人生は ラララ・・・だけど
人生は ラララ・・・
人生は ラララ・・・だけど
人生は ラララ・・・