仕事で京都へ🚄🚄💨。


頭を雲の上に出し〜 ♫てはいるけど。


7日のNHK大河ドラマ「西郷どん」、江戸城無血開城を決定する場面。

勝海舟と西郷隆盛の頂上会談。

勝海舟が提示した条件はそのままだと思う。

2人のあの会話内容は、史実との距離はあるかもしれないが、ことの本質は突いていたと捉えた。

「無数の江戸の民に塗炭の苦しみを味あわせて作る新しい国に未来はあるのか」ー 勝海舟、魂の叫びだった。

それを理解した西郷隆盛。彼もまた民のために生き戦ってきた。

江戸を武力によって壊滅させることは断じて避けなければならない。

それを成し遂げるために、島津斉彬が遺した篤姫もこの決定を陰で後押しした。


「晴れてよし  
       曇りてもよし
               富士の山
          もとの姿は 
                    変わらざりけり」


勝海舟・西郷隆盛会談にも同席した山岡鉄舟が残した句。彼もまた英傑のひとりだった。

周囲からの評価も批判も表面的なこと。
事実は事実でしかない。そんなことに振り回され、物事の本質を見誤ってはいけない。

人が今そこに生きる理由、目的がある。
真実は自分の中にある。

それを堅持し、不動の富士のようにそびえ立っていればいい。