私は鈴木氏に対して支持する立場でもないし批判もしない。またこの鈴木氏のブログのフォロワーでもないし、愛読もしていない。

 

ただ、以下の鈴木氏の記事は、日ロ関係の本質の一端をよく述べていると思うし、最後に、今回の北海道胆振東部地震へのお見舞いを述べる中で、松山千春の「3.11」の際の名言を掲載しているのにも好感が持てる。

 

 

過日、ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使の講演を聴いた。以下は発言の一部(要旨)だが、鈴木氏の書いていることと基本的には路線は同じ。

 

「日・ロ関係は良好だ。日本の安倍首相とロシアのプーチン大統領の定期的かつ相互に信頼し合った首脳会談がその象徴だ。日・ロの原則。それは相互尊重、内政不干渉、共通する利益の追求にある」(要旨)

 

「日本の一部マスコミは日・ロ関係=領土問題と捉えるがそれは正しくない。日・ロ関係と言うのはもっと広い、もっと両国に利益をもたらすものだ。かといって、平和条約(北方領土)を軽視しているわけではない。対話を進めている。共同経済活動もそのひとつだ」(要旨)

 

「お互いの感情、納得を見出す方法で進める。交流により良好な関係を作るのもそうだ。中でも人道的交流が大きな役割を果たす。そのための基盤が出来ている。150年以上にもわたる日本とロシアの交流の伝統がある」(要旨)

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鈴木宗男

9月11日(火)ムネオ日記
http://blogos.com/article/324393/


 昨夜、ウラジオストックで行われた22回目となる安倍総理とプーチン大統領との首脳会談で、北方四島での五項目の共同経済活動について具体化に向けた工程表で合意している。
 北方四島で日本の優れた温室栽培により、どんな美味しいイチゴが出来るか楽しみである。
 来月に調査団を派遣することが決まり、実現に向けてスタートする。ビザの緩和も発表され、人的交流がさらに進むことだろう。

 記者会見でプーチン大統領は「日本は信頼できるパートナーだ」と述べられ、安倍総理は「私達の手で必ずや終止符を打つ」と領土問題解決、平和条約締結に強い意欲を示した。
 来年6月大阪で行われるG20(20か国・地域首脳会議)にプーチン大統領の来日が確認され、首脳会談を行うことも決まった。これからの9カ月が大切な時間となる。

 「領土交渉進展なし」という受け止め、認識をしている報道もあるが、領土問題、国境画定はお互いの名誉と尊厳がかかっている。まさに国益に掛かる話である。交渉の話が表に出た段階で上手くいく話も駄目になってしまう。
 安倍総理が「私達の手で必ずこの問題に終止符を打つ」と決意と覚悟を持って述べていることが真実である。

 22回目になる安倍総理とプーチン大統領の首脳会談、私は会うたびごとに平和条約締結に向け、着実に一歩一歩前進していると確信している。
 来年6月のプーチン大統領の来日が楽しみである。


 「平成30年北海道胆振東部地震」で一番犠牲になった人が多かったのは厚真町で、メディアも当然厚真町に集中していたが、隣の鵡川町、安平町も被害を受けている。札幌市も震度6で避難されている方がいる。
 8日、厚真町の避難所を廻らせてもらったが、町民一体となって支援活動されていた。全国からさまざまな救援物資も届けられていた。
 明日、鵡川町に行き、17時から八角部屋直伝のちゃんこ鍋を150人分送って戴いたので、避難されている方々に届ける予定である。
 東日本大震災の時、松山千春さんは「金のある人は金を出せ。力のある者は力出せ。何もない者は声を出せ」と励ましのメッセージを出されたが、私も自分で出来ることをやって責任を果たして参りたい。

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松山千春の言葉  趣旨は踏まえていると理解したうえで、鈴木氏のブログ青字箇所訂正

当時松山千春が発言した内容は


「知恵がある奴は知恵を出そう。
力がある奴は力を出そう。
金がある奴は金を出そう。
”自分は何にも出せないよ”っていう奴は元気出せ」