昨日梅雨明け。6月中の梅雨明けは初めてらしい。
関東地方では梅雨らしい雨は降らなかった気がする。
今日も体感35°あるんじゃないかな?と思うほどの熱さ。
年間150~200本もの講演を行っている著名な講師から、私が住む地域の近くまで行くので、ランチをと誘いがあった。今日の昼久しぶりに会い、語り合った。勉強になった。
さて、車中で聴くのは松山千春アルバム『時代をこえて』
1981年5月リリース。ウィキペディアによるとオリコン集計で”最高位2位”とある。
そうだったかな?確か『大いなる愛よ夢よ』で、オリコン初登場1位記録が途絶えた(2位)ような記憶があるけど。
同じくウィキペディアによるとタイトル曲の「時代をこえて」は「'82北海道博覧会」テーマ曲とあった。
発売リアルタイムの中学2年の頃から思っていることだが、シングル「長い夜」の次のシングルに「浜辺」を持ってきていたら、人気をさらに押し上げてより不動のものなっていただろう。
それ以前から聴いていると「ふるさと」をリリースした松山の気持ちもよく分かるし、この歌を好むファンの皆さんも多いのだが。
それにしても名曲が並ぶ。聴いていて飛ばしたくなるのはA面4曲目のみ。
あとの9曲は今も聴き入ってしまう。昔のアルバムを現在の松山千春が歌うような企画があったとしたら、ぜひこのアルバムにして欲しいと思うぐらい。
そんな名曲たちの中のA面2曲目「この部屋」
これが特にいい。Bメロにあたる「きっと若すぎたの そうねそれだけ」の歌いまわしがとても心地良いし、歌詞の構成を考えても、このワンフレーズがその前後の歌詞の意味を繋いでいるように思う。
声も、デビュー当時からの少しこもり気味の哀愁漂うなんとも言えない魅力がある。
同アルバム同封のセルフライナーノーツに松山が書いていたように、私の中ではまさに約40年の時代をこえて、今も感動を届けてくれるアルバムのひとつだ。
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ため息をつけば ゆれる街灯り
頼りない心 窓に映しだす
きっと若すぎたの そうねそれだけ
この胸のぬくもり 指の先まで
貴方 愛してたわ
もしも今 貴方が もとへもどるなら
全て 許せる
ほおづえをつけば たいくつな時間
我ままな心 流されてゆく
きっと若すぎたの そうねそれだけ
この部屋を出てゆく ことはできない
貴方 愛してたわ
明日にも貴方が あの日あのままで
もどる 気がする
この部屋を出てゆく ことはできない
貴方 愛してたわ
明日にも貴方が あの日あのままで
もどる 気がする
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