<2023.3.11 ILで公式音源挿入>
<2018.6.26記事>
今日(2018年6月26日)、大学時代の後輩が職場を訪ねて来てくれた。会うのは26年ぶり。徳島県在住、松山千春ファンで、彼とはよくライブにも行ったし、映画「武闘派」も観に行った。久し振りに彼とカフェで松山千春談義に花が咲いた。
プライベートでも職場でもいろいろあり、6月1日以降、ゼロからのスタートとなったと言う。
そんな折り、大学時代の先輩、仲間と話したくて上京し、わざわざ私を訪ねてくれた。会えて本当に嬉しかった。彼の人生がこれから大きく開けるよう、祈らずにはいられない。
松山千春の大好きな曲のひとつ「ひとり」
1995年11月リリース、アルバム『勇気ありがとう』の2曲目
男性が別れた女性との当時を振り返る。彼女の気持ちを慮ると、彼女の気持ちを全く分かってあげられていなかった自分自身のふがいなさを思い、彼女に謝る。
この彼女と、同アルバムに収録されている「泣いてしまいたい」で歌われている「お前」とは同一人物なのだろうと、私自身は想像している。
この2曲を作ったきっかけとして、松山千春自身になにか辛い別れがあったのかな?と思うぐらい、現実味のある、説得力のある心理描写。
「ひとり」のピアノの響きがいい。大好きな曲のひとつ。
1995年12月10日、新宿厚生年金会館、東京公演の2日目。
緞帳が上がると同時に「おまえの~」と弾き語りで歌い始めた「ひとり」。とにかく感動したのを覚えている。
それまでまたそれ以降の公演のオープニングだった「泣いてしまいたい」ではなく「ひとり」。ラッキーだったし嬉しかった。
昔、3年半付き合った女性がいて、結局結婚できずに別れた。落ち込んで自分を責めに責めた。その彼女と、別れる直前の夏に三浦半島に行って、灯台をバックに二人で写真を撮った。
あの写真が見当たらない。
彼女の気持ちなど全く分かっていなかった自分が情けなくて、別れた後も、彼女の笑顔が浮かび、申し訳なくて、そんな気持ちがぐるぐる回り続けた。柄にもなく5キロも痩せた。
今は家庭を持ち、二人のお子さんにも恵まれて幸せな笑顔に包まれている。
よかった。