車中聴くCDの入れ替えで、いつものようにラックの松山千春辺りをざっと取った。
その中の一枚に2008年3月9日開催のディナーショー「ザ・センチュリーナイト ~奇跡の宴~ 福岡センチュリーヒルズ」来場者に贈呈された記念CD(コピー)があった。
私はこれには行っていない。当時参加した友人からいただいた物。
収録されているのは3曲。 「旅立ち」「シバの女王」「大空と大地の中で」
このディナーショーの模様は夢野さんが詳細に残してくださっている。
「2008年3月9日(日) 松山千春『ザ・センチュリーナイト ~奇跡の宴~』V1.5」S1056
松山千春が歌う「シバの女王」(歌詞訳はなかにし礼氏のもの)。
これを初めて聴いたのは1983年、私が高校1年の12月21日、レイモン・ルフェーヴル・グランド・オーケストラのアルバムとしてロンドンレコードから発売された
『出逢い -ルフェーブルmeets 千春-』(写真)。
アルバムの意味はよく分かっていなかったような記憶があるが、とにかく発売日前日、レコード店に自転車で走ったのを覚えている。
このアルバムの発売経緯詳細も夢野さんが残してくださっている。まさに松山千春全盛期がなし得たアルバムだろう。
「松山千春 『シバの女王』に思うこと~松山千春 全作品解説274~」S3029
写真のLPレコードの帯の裏側にはレイモン・ルフェーヴルオーケストラの1984年の来日公演(全国23ヶ所32公演)スケジュールが記載されている。このアルバムに収録されている曲の多くが演奏されたのかもしれない。
松山千春が歌う「シバの女王」。見事な歌唱力だ。
他意はないけど、人の歌を歌う時、ひときわ松山千春の歌唱力の高さが目立つ時がある。
これもそのうちの一曲だと思う。
メロディが松山の声や歌い方によく合っていると思う。松山自身の歌のようだ。
夢野さん情報によるとカセットテープのみNEWSレコード(当時)から発売されているようだ。
ただ、LPレコードあくまで発売元はロンドンレコード。ということは他社ではあるけれど、松山が歌唱した初のカバー曲ということかな。
このCDをくださった友人に感謝しつつ、”働き蜂”のように働いた昨日と今日、これまた本当に久しぶりに「シバの女王」に額づくような気持ちで聴いた一曲。