松山千春、今年の春のツアーが弾き語りであること、先日拙ブログに書いた。松山千春の一ファンである私の原点はやはり弾き語り。
https://ameblo.jp/takamine561c/page-6.html
その時はアンコール含めて完全に全編弾き語りかどうか、掴みきれていなかったが、昨晩のラジオで本人が「バンドサポートはない。アンコール含めて完全にギター一本」(趣旨)と明言していた。
「年齢的体力的に、これが最後の弾き語りツアーになるかもしれない。もしくはやってみて、出来そうであれば65歳になってもやるかもしれないが」(趣旨)とも。
さらに、興行的には当然かなり前から春ツアーの会場は押さえてあるとしても、完全弾き語りとなると本数が減るかな?と少々危惧していたが、それも「コンサートの本数も減らさない。体調も大丈夫だ」と本人が断言していた。
改めて、心から嬉しい。
そんなことは無理なんだけど、当時のようにギターはオベーションスーパーアダマスを使って欲しい。そうすれば歌、声がもちろん現在の松山千春だが、弾き語りスタイルとともにギターの音まで当時を思い出させてくれる。
当時松山が使っていたそのギターは、移動していなければ「あしょろ銀河ホール21・足寄」(道の駅)の「松山千春ギャラリー」に飾ってあるはず。ただ、使用と経年劣化でもう使えないとは思うし、オベーションとしてはもう生産していないので、新品で購入することは不可能だ。
(あしょろ銀河ホール21・足寄 ⇒ http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2639/)
番組の最後で小室哲哉さんの引退についてもコメントしていた。
「聴いてくれ応援してくれるファンあっての俺達だろう。かりにどんなに人数が少なくなったとしても、聴いてくれる人がいる限り歌い続ける。だから俺達に引退はないはずだ」(趣旨)。
まさにこうしたスピリット、心意気こそ松山千春である。ラジオを聴いていて「そうだ!」と思った。
余談だが、上の「バックメンバーのサポートは一切ない」という発言のくだりの「あえて言えば、譜面を持ってくる近藤のサポートぐらいだろう」と加えていた。
ここは、あれ?やっぱりそうか~、と思ってしまった。
数年前弾き語りを数曲取り入れたツアーで国際フォーラムに参加した。その際これまでで一番前方の席、一桁中盤の席だった。ステージ向かって左側超前方。
客席ひとつひとつが大きいとは言え、ここまで来るとさすがにステージが近い!
ところが弾き語りに入ったら、譜面台で松山の腰から下しか見えない。
35周年の時のプレミアムライブでも客席から「顔が見えないので、譜面台を下げて」と要望が出て、松山が下げたことがあった。
また私の友人も以前超前方席だったとき、やっぱり譜面台でまったく見えなかったと言っていた。
自分の経験から考えても、きっと一昨年の武道館弾き語りライブの際にも、ステージ向かって左側前方席には同じ思いをされたファンの方々がいただろうと推察できる。
しかも、アンコールで立ち上がった場面はあったにせよ、基本はステージセンターでの弾き語り。角度がついてせり立った譜面台でほとんど松山が見えなかったと思う。
歌詞カードを見るのはよいと思う。ましてや弾き語りとなるとギターコードも必要だ。
それを思うと春ツアー、譜面台を無くして、弾き語りする松山の前方、ステージの縁あたりに
是非とも大きめの譜面モニターを設置して欲しい。
上のようなことを多くのファンの皆さんに経験して欲しくないと思う。
それが無理なら、通常のホールだろうから、ステージのセンター、ライト、レフト3箇所に弾き語り椅子とマイク、譜面台を設置して、松山が数曲ごとに移動しながら歌う。ステージ作りからすると極めて変だが、そうすればファンのストレスを少しは解消できる ―
といろいろ考えたが、ラジオでの発言や松山のスタンスからすると、やっぱり譜面台だろうなと、こうして書いていても思考がグルグル回って、結局ステージセンターで譜面台あり、いつものステージ絵に落ち着いた。