<2023.3.29 ILで公式音源挿入>

<2017.12.6記事>

 

 

先日(2017年11月末)、松山千春アルバム『風の歌がきこえる』のCDをネットオークションで購入した。

 

当時リアルタイムで購入していたアルバムはまだLPがほとんどだったが、その後順次CDも購入してきた。

 

先日、小学校6年ぐらいから録音して溜めてきたカセットテープを発見した。

 

 

そのタイトルを見て、『風の歌がきこえる』だけはCDで購入していないことに気づいた。

 

で、ネットオークションでアルファレコードからのものを探していたところ、美品が手ごろな値段で購入できた。

 

松山千春アルファレコード移籍第2弾として、1985年11月にこのアルバムは発売された。当時私は高校3年。大学入試の「共通一次試験」まであと2ヶ月という時期、まったなしの猛勉強中だった。

 

なので、このアルバムを聴くと、当時の受験勉強のことやクラスの友達の顔が浮かんで来る。その時の寒さも思い出す。まさにこの時期だった。懐かしさが先に立つ。

アルバム全体も冬テイストと言うか、透明感のある良い意味でとてもシンプルな仕上がりだと改めて思う。

 

「星屑の歌」「風の歌がきこえる」「愛ははかなく」「写真」がよかった。

 

松山千春―「愛ははかなく」


「愛ははかなく」はその年の夏の神鍋高原でのイベントで、一番を弾き語り、途中からバンドも絡んで演奏されたが、アレンジとしてはこのライブの方がよかったかな。

 

発売当時のものかは定かではないが、ネット検索でヒットするこのアルバムのページに以下の解説が書いてあった。

心機一転、アルファに移籍後のアルバム。リズムを主体としたサウンド優先のアーティストが多かったこの時期のミュージック・シーンで、千春の曲は大らかさゆえにかえってオーソドックスに感じられた。が、時代に左右されない伸びやかな声こそが彼の魅力だ。(CDジャーナル)

声や歌い方が年齢相応の円熟味を増したことを前提として、もし今同じ方が解説を書いたとしても、きっと同じ内容になるだろう。

 

松山千春―「風の歌がきこえる」