今日はパドセブ、無事投与できました。
年末年始あったので4週ぶりです。
今日の診察はすんなり終わりましたが、今後の治療を提案しました。
今までの治療を振り返ると、11年前に初発、半年後膀胱全摘。
その3年後、尿管に再発して再手術。
それからは7年半、抗がん剤治療を続けてきました。
最初はシスプラチン系、3年やりましたが効果なくなり、ちょうど保険適用の認可がおりたキイトルーダになりました。
キイトルーダは劇的に効果はありませんでしたが、縮小維持状態が3年続きました。
それも効かなくなり、当時新たに認可されていたバベンチオは効果のあった人の維持療法という訳の分からない理由でしたが、効果ありとは判定されかったので使えませんでした。
そこで、ドセタキセルを使いました。これは4回4ヶ月治療して効果が認められました。
そこで、効果がある人しか使えないバベンチオをこの時とばかりに希望して、昨年年明けから使いました。
しかし、3ヶ月使って最初のMRIで効果なしの判定。
やはりキイトルーダと似ている作用機序のバベンチオは私には効きませんでした。
昨年4月からパドセブを使って今に至ります。
最初の5クールは標準の3回/クールではなくて、2回しかやっていません。また、クール間の間隔も長くとっていましたが。さすがに効果なくて6クールの3週目にその判定があったのでその場で3回目を投与。
以後は省くと効果なくなるのでフルにやっています。
長くなりましたが、パドセブも効果がなくなることが目に見える様です。
そこで、次の治療を検討してもらうように主治医に手術での摘出を提案しました。
今の状態なら、多臓器への細かい転移はほぼないとみられること(抗がん剤治療を継続しているため)
私の体力もまだあること。
手術後にドセタキセルという効果のある抗がん剤があり、手術後の播種もたたける可能性があることです。
主治医は前回の副作用の手術も大変で、しかもここまで生きて奇跡的だと言っています。
提案の手術は泌尿器科ではなく、外科の管轄になるようですが、外科が受けてくれるかどうかというニュアンスでした。
返事は急いでいませんので、検討を依頼して診察を終わりました。
どういった返事がもらえるか、いつ返事があるか今後の楽しみですね。