2 膀胱がんの病理分類(その3) | たかみちの膀胱癌・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)分泌低下症記録

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H24.5膀胱癌で膀胱摘出,ウロストマ,H27.6尿管再発,閉塞、両側腎瘻,H27.8尿管一部摘出手術,腎瘻廃止,ストマに戻るもリンパ節に再発,抗ガン剤治療GC.MVAC.キイトルーダ,ドセタキセル.バベンチオ.パドセブ実施.R5.4.4再発リンパ節摘出手術も再発.ドセタキセル実施中.ゴルフが趣味

教科書の続き


2 膀胱がんの病理分類(その3)


 異形度は細胞異型と構造異型の両者を考慮して決定される。

 細胞異型は核や細胞質の性状を、軽度(1)、中等度(2)、高度(3)異型と表す。

 構造異型は発育形態、細胞極性、浸潤形態などを、軽度(1)、中等度(2)、高度(3)異型で表す。


 grade0(G0)は腫瘍細胞に異型性がなく、構造も乳頭状に増殖した配列は6層以下である。

 grade1(G1)は細胞異型度も構造異型度も1であるもの。

 grade2(G2)は細胞異型度か構造異型度の少なくとも一つが2であるもの。

 grade3(G3)は細胞異型度は構造異型度の少なくとも一つが3であるものである。


(引用以上)


この項目は難しいですね。分別はわかっても、程度の判定は病理組織(顕微鏡で判定?)で決定されるもので、その区分は専門の病理医でないとできないものでしょう。


ちなみに私はG2