うちの愛車は、フランス車である。 いわゆるガイシャ。
ドイツの車の名前は知ってる人も多いでしょうが、フランスの車となると「・・・・・」となる
人の方が多いでしょう。
うちの愛車は、PEUGEOTです。 なんて、読むのか??「プジョー」と読むんです!
「プジョー」って、名前だけは聞いたことあるでしょ?
私は、数ヶ月前まで、高松市内で、この車を売ってました。
私は、元々、ガイシャ好きなので、その存在は知っていたのですが、勤めてみてビックリ!!
あまり、認知されていないんですよね・・・・。 フランスの車って知らない人が結構多かった。
で、意外と凄いプジョーの事をちょこっと紹介いたしましょう
プジョーは、世界で一番古い!自動車メーカーなんです。
自動車の歴史を語る際に、しばしば出てくるお話ですが、「ダイムラー?ベンツ?じゃないの?」って思っている方もたくさん居られると思います。
1889年、プジョーは、トリシクル(Tricycle)いわゆるTYPE1を誕生させ、プジョーの車の歴史は、スタートします。その頃の車造りは、ワン・オフの生産で、1台づつ造っていたんです。
このモデルは、前輪1輪、後ろ2輪のいわゆる3輪車。鋼管を組み合わせたシャシーの後ろに石炭炊きの高圧ボイラーを取り付けて走る車でした。しかし、アルマン・プジョーは、次世代のエンジンは、ガソリンエンジンであるという事にいち早く、その年のパリの展覧会で目をつけていました。
そのガソリンエンジンは、工作機械メーカーのパナール・ルバッソール社が、ドイツ/ダイムラー社からパテントを買い製造したものでした。その博覧会中に、なんと、アルマン・プジョーは、同社のエミール・ルバッソールにプジョーの車体に搭載し、ガソリン自動車の提案を行っています。もちろん、この話はとんとん拍子に進み、さらにアルマンは、このパナール・ルバッソールが製造するガソリンエンジンの供給先は、プジョーのみであるという約束までも手に入れたのです。
こうして、プジョーは、ガソリンエンジンを搭載した自動車の製作に取り組むこととなりましたとさ。 めでたし、めでたし。
どない? 凄かろう?
つづく