連休中の、うどん屋巡り・・・
大行列を成す、有名うどん店を横目に、
比較的空いている地元色豊かな店ばかりを狙って巡っています。
1軒目が善通寺の「たまや 」で、2軒目が琴平の「うどんや井上」
そして、3軒目・・・
俗に「まんのうバミューダートライアングル」と呼ばれている、
大根劇場と、釜揚げの名店の前の交差点を過ぎ去り、
車はさらに南下・・・人家がまばらになり、やや寂しくなって、
ここまで来たら「うどん観光」の影響は少なそうだな~って場所にある
この店に辿り着きました。
「川中うどん」さん。
何度か、店の前は通った事あるけど、なんとなく哀愁漂う雰囲気に
前々から気になっていた店ではありました。
製麺作業場、兼 調理スペースが奥に広がっていて、
その中で、オバちゃんが一人で作業をされていました。
この店は、一般店なのか、セルフ店なのか、よく分からない造りになっていました。
「ひやかけ」の注文を告げると、オバちゃんが調理にかかってくれますが、
なにかトッピングは?と探すと、台の上に惣菜がならんでいます。
席に着くと、卓上には薬味類・・・
出来上がった「ひやかけ」は、オバちゃんが席まで持ってきてくれたので、
ひやかけ・・・ダシが、やや濃いめではありますが、
素朴な味わいで「昔ながら」って言葉が似あう懐かしい感じの「うどん」ですね。
また、この素朴な味わいに、オアゲの甘みが合うのナンノって・・・
味がボヤけてなくて、それにオアゲの甘さが加わって・・・
美味しい「キツネうどん(冷)」って感じでした。
時刻はお昼時・・・
ご近所さんらしきオバちゃんが、2名ほど立て続けに入って来た・・・
エプロン姿で、手には鍋を持ってる・・・
どうやら、うどんの玉買いに来たらしい・・・
近所に「うどん屋」がある風景って、昔からこんな感じだったな・・・
お昼になったら、(うどん)玉や惣菜を買って帰り、ダシだけは自宅の味・・・
讃岐の古き良き時代の風景・・・
店のオバちゃんも含め、ご近所さん同士・・・
他愛もない世間話に店内がパッと華やかになる・・・
が・・・数分して、その2人が店を出た後は、
店のオバちゃん、また調理場の奥に消えていく・・・
そして、さっきまでの静かな店内・・・
この繰り返しが、この店の日常のサイクルなんだろうな~・・・
なんかホッとできる空間・・・
そんな親しみの持てる店内で、素朴な「うどん」を食べ・・・
会計を済ませて、店を出る・・・
さっきのオバちゃんら・・・鍋片手に、まだ表で話してた(笑)
・・・ハヨ、帰ってくださいよ~ヾ(¬。¬ )
ご家族がお腹を空かせて待ってますよぉ~♪
「川中うどん」
香川県仲多度郡まんのう町吉野2478-1
℡0877-79-2238
営業時間
9:00~15:00
定休日 第1第3 日曜日