うどん発祥の地と言われている香川県綾歌郡綾川町・・・
県内でも内陸に位置する丘陵地域なのですが・・・
この綾川町周辺には、前回お届けした「田村」をはじめ釜玉で有名な「山越」や、ごっついコシの「羽床」など名だたる強豪店が点在する地域です。
その中でも、「田村」の次に好きな店が・・・
「松岡」さんです。
目立たない外観で道路から隠れるように、ひっそりと店はあります。
この店は、モチロンうどんが人気ではあるのですが・・・もうひとつ人気なのが
藤原屋の天ぷら
琴平にある天ぷら卸業者が元祖「宮武」に卸していて、その人気に火が付いたと言われています。
その元祖「宮武」は今はもうありませんが、
宮武系=藤原屋の天ぷら・・・と言われるぐらい根強い人気があり、
それが今でも食べれるのは・・・ここ「松岡」なわけです。
ちなみに・・・本家の「藤原屋」へ直に天ぷらを食べに行った事がありますが・・・
出来立てよりも、この新聞紙で包まれ、ある程度冷めた状態のモノの方が
美味しいという事が分かりました^^;
その藤原屋の天ぷら・・・中でも僕は「ゲソ天」が大好きです。
普通の店の「ゲソ天」は衣と身が食べてる途中で剥がれてしまったり、やたら衣がデカかったり・・・
でも、この藤原屋の「ゲソ天」は違うんです。
衣とゲソが一体になってるような・・・シットリしてるんです。
その衣自体の味も美味しくて・・・とにかく大好きです。^^
そして、うどんはシンプルに「かけ」
宮武系の独特な歯触り・・・強烈なコシの剛麺ではなく、むにゅむにゅっとしたような、心地よい食感です。
そして、この角(エッジ)が立った麺!
芸術的な「うどん」と、シットリした食感が特徴の「げそ天」
この絶品のコラボ・・・これが食べたくて、何度も通ってしまうのが、この店です。