世界を変えた暦の歴史 | お父さん(松)の知っていること

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齢42!私の知っていることを皆さんにお知らせ

えー、実は少々わけがありまして、暦・旧暦のことを気にしているお父さん(松)

最近、ちょっとだけ知っている人が本を出しましたので、ゲットしました~。

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いつもの情報をブックカバー&帯より
 
世界を変えた暦の歴史
谷岡一郎
Tanioka Ichiro
 
古代エジプトが繁栄したのは、1年を365日と1/4と計算していたからだった!
 
閏年は紀元前からあった!
 
世界を変えた暦の歴史
谷岡一郎
現代では暦の常識が薄れているので、古代文明が驚異的な天文知識があったと聞くとすごいと感じてしまうが、暦によって農業の生産力を高められたし、暦を司る者は権力を確実にした。つまり、集団を統治するうえで重要なものだった。暦が果たす役割はこれまで歴史学的には重要視されてこなかったが、本書では社会誕生のプロセスに焦点を当てて暦の影響力を考察する。文庫書き下ろし。
 
序章 地球が丸いことは紀元前には常識だった
第Ⅰ章 人類が閏年を手にしたのは紀元前だった
第Ⅱ章 スエズ運河開通計画は紀元前からあった
第Ⅲ章 社会の発展には正確な暦が不可欠だった
第Ⅳ章 中国では暦が服従のバロメーターだった
第Ⅴ章 江戸時代まで日本は暦の後進国だった
 
ここまで。
いかがでしょうか?興味あります?こよみに。
 
まず、著者の谷岡先生は暦の専門家ではございません。
犯罪学とかギャンブル学(?)とかが専門の学者さんです。
なので“暦”に関しての科学的に詳しい話はほぼ出てきません。
暦の文化・歴史に焦点をあてた本になっています。(でも、歴史の専門家でもないと思うwww)
その他、自分の得意な分野!ゲーム・将棋・囲碁などの月と太陽の関係など、興味深いお話満載となっております。
 
 
ハイ、一応、現代人は、暦を作るのに月を使いません。太陽を使います。
太陰暦と太陽暦の違いですね。
月が周期的に満ち欠けします、それに合わせて満潮干潮がありますので、海辺に暮らすとさらに月の重要性が高まります。
 
で、閏年、閏月などちょこちょこと修正していかないとだめなわけです。
この修正を入れていく精度がどのくらいなのかが、お上(施政者)の権威に関わってくるのです。。。
 
まぁ、基本はこんなところで、本書で得た知識!
最近話題のオーパーツ!アンティキティラ島の機械の正体は日食・月食を表示する計算機で、(フェニキア人が作って)占星術師が使っていた。複製もいくつもあったらしいという。(なんだかオーパーツの価値なし~)
まあね、このあと文化も技術も、建設建築に精力を傾けるローマの時代になりますので、精密加工や占星術方面は廃れてしまうのでしょう。
 
将棋と囲碁の違い、これも太陽と月の違いになるらしいです。
 
陰陽五行の話も面白いですね。
 
ということで本日は以上!
地中海では満潮干潮ほぼナッシーングwww
フェニキア人は月に重要性をそれほど感じていなかったのに、星占いに心血を注いだ訳ですなぁ。
 
 
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