愛の詰まった、佐藤愛子の詰め合わせ | お父さん(松)の知っていること

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さて、先週はお盆休みということで週刊文春は出なかったわけですが、そのかわりに『お徳用 愛子の詰め合わせ 週刊文春版』というものが発売されております。

すでに発売されています文庫(2013年出版)を雑誌形式で再販!というものです。

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(普通の文春と同じ大きさの雑誌)

 

 

再販にあたり、活字を大きくしております。ただの大きさではなく“超”巨大な活字ですぞ!(笑)

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左が普通の文春。右が超巨大フォントの愛子の詰め合わせ。老眼に優しい(笑)

 

そしてそして、お財布に優しいワンコイン(税込)。

 

 

 

 

さて、内容の方ですが、普通に面白い佐藤愛子節炸裂のエッセイが詰まっています。

人生、旅行、時代など、各章に分け数篇づつの構成。

手紙の問題のところは、非常に面白く、やっぱり佐藤愛子だわ~とw

 

 

今回、感銘を受けたところを引用させていただきましょう。

 

「思い出は気楽なのがいい。もう間もなく死ぬというのに、なにも今更後悔や懺悔の伴う思い出に浸ることはないのである。」

 

「メールは表現力を摩滅させることは確かであろう。」

 

「欲望を殺(そ)いでいくことだ。~(中略)欲望をなくし、孤独に耐える力を養うことだという考えに私は辿りついた。」

 

「欲望が涸れていくということは、‘らく’になることなのだ。」

 

「カネを持ってたら嘘なんて目立たないんですよ。貧乏人が嘘つくからややこしくなる(笑)」

 

と、なかなかの含蓄あるお言葉。

 

皇室の問題の話では、ちょっと泣きかけました。

やはり、昔の日本人の良さというものがありますね。

 

 

 

本屋、コンビニで見かけましたらパラパラとめくってみてはいかがでしょうか。

 

本日は以上です。

 

楽天の中古本ならさらに安い!(笑)

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