えー、只今、スター・トレック エンタープライズ を観ているせいで、宇宙旅に想いを募らせています。
以前にも他の作品を読んだことがある、ニール・F・カミンズの『もしも宇宙を旅したら』を入手しまして読んでみました。
2008年4月28日初版の本ですので、Amazonでお安く入手出来ました。
いつもの情報をブックカバー&帯より。
もしも宇宙を旅したら 地球に無事帰還するための手引き
ニール・F・カミンズ
Neil F.Comins
三宅真砂子[訳]
Masako Miyake
The Hazards of Spase Travel:A Tourist's Guide
宇宙には、どんな危険があるのか?
安全な旅のためにするべきことは?
惑星の環境、宇宙船、人間の身体への影響など、宇宙旅行の安全性をあらゆる角度から検証した、ロマンあふれる科学シミュレーション
宇宙には、これまで旅行が可能だったどんな場所ともまったく違う旅先が山のようにある。世界中を旅行し尽くしてしまったという人びとにも、新たに踏査する場所ができるわけだ。しかし、この心躍る旅行には命を脅かす危険が伴う。(略)宇宙を安全に旅行するには、自分が乗る宇宙船をすみずみまで知り尽くし、宇宙の厳しい環境条件の一つ一つを理解し、目的地をo訪れるまでに遭遇すると考えられる試練を把握し、天体から天体へと旅する間に生じる可能性がある問題をすべて頭に入れておかなければならない。(本書「はじめに」より)
ここまで。
いかがでしょうか、興味わきますか?
まだ宇宙の冒険を楽しんでいらっしゃらないようなら、なかなか興味も沸かないかもしれませんね。
このニール・F・カミンズさんの前の本の記事。
もしも月がなかったら さすが科学!(2013/04/10)
もしも月が2つあったなら、地球はどうなるのか?(2013/04/17)なかなかおもしろかったんですよね~。
さて、本書は多少未来の世界、人間が宇宙の旅を行うにあたって、どんなに恐ろしい目に合う可能性があるのか、という話を、マックという架空の宇宙船乗りの航海日誌を使って説明していきます。
宇宙船内の空気の問題、水、放射線、デブリ・塵、重力の問題にとどまらず、人間関係から来る危険まで。
宇宙では人間がいかに無力なのかを、これでもかと思い知らされます。
そして、月まで行って帰ってきたアポロ計画がいかに偉業なのかということも。
決して面白くないというわけではないのですが、前2作に比べてみると、もう一つ面白みに欠けます。
なので、本書を読む前に、
『もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅 』
『もしも月が2つあったなら ありえたかもしれない地球への10の旅 Part2 』
を先に読む事をお勧めします。
ハイ、この本で得た知識。
月の大気は、アポロの月着陸船1台が出した排気ガスと同じ量しか無いらしい!
ということで、本日は以上!
今月はこれで最後。今月もありがとうございました。
師走は今月より頑張ります~。
もしも宇宙を旅したら [ ニール・F.カミンズ ]
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