『平成海防論 膨張する中国に直面する日本』富坂聰 読み終えました。
単行本は2009年12月、新潮社刊に第六章を文春文庫に書き下ろしたものでございます。
文庫版は2014年1月10日第一刷。
いつもの情報、カバー&帯からの情報。
平成海防論
膨張する中国に直面する日
Satoshi Tomisaka
富坂聰
屈指の中国ウォッチャー・富坂聰のインテリジェンス
必要なのは
冷静さだ。
文春文庫
最新刊
新局面!
新章書き下ろし
日本が世界有数の海洋国家であることを普段意識することはない。しかし尖閣諸島など海上の国境では日々パワーゲームが行われていた。海へと膨張を続ける中国に、日本はどう対していけばよいのか?ジャーナリスト富坂聰が取材する!文庫版書き下ろしとして、誕生した中国海警局について、その戦略を解き明かす。解説・手嶋龍一
ここまで。
ついでに目次情報も
文庫版によせて
プロローグ―日本を映し出す“鏡”としての海
第1章 “友愛の海”という幻想
第2章 エネルギー争奪戦がもたらした自衛隊与那国島駐屯
第3章 調査捕鯨船団vs.環境テロリスト、南氷洋の闘い
第4章 「海賊問題」の本当の脅威とは何か?
第5章 北朝鮮不審船との白熱の攻防
第6章 中国海警局 その戦略的意味(文庫版書き下ろし)
エピローグ
あとがきにかえて
解説 手嶋龍一
以上目次。
いかがでしょうか?興味湧きました?
うん、面白い。
外交で「毅然としろ」という国民に、新聞・週刊誌の論調は過激に加熱気味!しかし、毅然として行くとこまで行ってしまうと「毅然としろとは言ったが、戦争しろとは言っていない」とハシゴを外す勢いの日本の国民性。。。
という話が判っている著者の、本音の海防論です。これが面白くないわけがない。
くじら食が伝統だ!といいつつ、くじら肉はダブつき気味、というか売れていない実態。。。
確かにグリーンピース、シー・シェパードは海のギャングですが、調査捕鯨と名を借りた日本の捕鯨もあるのだと、ニュートラルに考えることが出来ます。
そして、ソマリアの海賊がそれほど日本通では無いので、自衛隊も安心して活動が出来ている。これが某国の、“悪い機関”がこの本で入れ知恵されて、酷い海賊を雇ってしまうと、どうなるかと考えると、もう罪深い本になってしまいます。。。単行本が出てから4年ほどですか、某国の“悪い機関”もあんまり調査能力が無いんだな~と一安心。(笑)
ホントに!あなたッ!石原慎太郎と猪瀬直樹に誰が責任取らせるのか。。。既に責任の取らせ方はありません。(罪滅ぼしに“竹島”に漁船で上陸してもらうぐらいですかね。)
本の感想はここまで。
本日大阪市町選。投票率が低いから民意が反映されていないと言う政治団体は、もう選挙に出る資格はございません!自身で候補者を立てることが出来なかったのなら、白票でもいいので投票に行くように呼びかけるのが本当なのでは無いですか?
何が本当なのか。。。あなたには判断出来ますか?
本日は以上です~。笑~
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