先日、”きこえない演劇ファン”として
田中みゆき さんが主宰する座談会に登壇、
アートに関わる当事者の方々と共にお話をさせていただきました。
座談会で感じたのは、誰もが傷だらけになりながらも、
アクセシビリティをより良くしようともがき、戦っているということ。
そんな歴戦の戦士たちとお話をさせていただくのは、本当に貴重な機会になりました。
こちらの本に、この座談会の模様が収録されています。
田中みゆき 著
「誰のためのアクセシビリティ? 障害のある人の経験と文化から考える」
誰のためのアクセシビリティ? | リトルモア (littlemore.co.jp)
7月29日発売予定です。
本の序章が公開されています。
座談会以外にも様々なお話が収録されているので
ぜひお手にとっていただけたら嬉しいです。
また、視覚障害、読字障害、上肢障害などの理由で紙の書籍を読むことが難しい方には、書籍をご購入されたご本人の私的利用に限り、テキストデータを提供しているとのことです。
こちらも発売と同時に対応が出来るようにしたと伺いました。
素晴らしいですね!
本もそうですが、舞台や映画などでも
まずは作品の情報が公開され、
しばらくたってから字幕などのアクセシビリティ情報が公開されることが多いです。
観たいと思っても、字幕対応があるのかどうか不安で一杯だったり
主催に問い合わせるなどの労をかけていて。
きこえない人も観客の一人として扱って欲しいと切実に思っています。
作品の情報公開と同時に、アクセシビリティ対応の情報が出ることは、非常に大事なことなのです。
📢お知らせ📢
8月22日、アーツカウンシル東京の
アートノト アクセシビリティ講座2024【鑑賞サポート:舞台芸術編】で、舞台関係者の方々と共に、お話をさせていただきます!
オンライン参加無料・手話・字幕あり。
詳細はこちらから。
ご参加をお待ちしております。