鑑賞サポートのタブレットと共に鑑賞しました。
A席ですが宝塚の劇場は見やすいし、推しの小桜さんの客席降りもあるし、コスパは最強ではないでしょうか。
2度目なので理解度や解像度が上がって更に楽しめました。
RRR、本当に素晴らしいです。
特に最後の方のコムラム・ビームの歌は、歌の上手さに加えて、イギリスの暴力と差別に屈せず戦う人々のうねりが客席まで伝わってきて、涙が止まりませんでした。
その後、映画も楽天TVの配信で見たのですが、このシーンは映画だと少しイメージが違ったので舞台ならではの演出がとても良かったです。
映画では小桜さんの役が悪役すぎてドン引きしました。舞台はこの程度に抑えてくれてよかった・・・清く正しく美しく、ってことで。小桜さんは役に合わせてずっと冷たい表情なのですが、2階の客席降りの最後だけ、笑顔で投げキスをしてくれるところが最高でした。
約3時間の映画をぎゅっと縮め、とても面白いものにする谷先生の技量に改めて痺れました。谷先生の舞台は今まで観たどの作品も面白く、Rain on Neptuneのときのショーはひたすら最高だったので、これからも観て応援したいです。
ショー、ヴィオレトピアも、劇場の中の光と闇、一筋の切なさを繊細に表現したとても素敵な舞台でした。主題歌がいまだに頭の中に鳴り響いています。
♪ヴィオレト~ピア ヴィオレト~ピア♪
ヴィオレトピアの中の「リストマニア」の出だしで、凄い聞き間違いをしている人をSNSで見かけました。
「超センチメンタルとか…」という出だしなのですが、
「朝鮮人リメンバー」としか聞こえない、
ずっと百済、高句麗が頭をよぎっていたと…
書き込みを読んで、ブホッ!!!と
お茶を吹いてしまいました。笑
(ご本人が読んでいたらすみません!)
私はタブレットで歌詞が読めるのですが、聴者の家族は全然歌詞を聞き取ってなくて、後から聞くと雰囲気で見ているそうです。素敵な歌詞が多いのですが、この歌詞が良かったね、という会話ができず。
ただ、、実は鑑賞サポートのタブレットも舞台上とタブレットを交互に見るのは大変なのです。
歌詞を舞台上のモニター等に出してくれたら、みんなで快適に楽しめていいのにな。
朝鮮人リメンバーと聞こえてしまう悲劇もなくなるでしょう。