「手話と音楽と語りで綾なすライブセッション 〜すきとおったほんとうのたべもの〜」という舞台の配信で、字幕クオリティチェックを担当させていただきました。

 

手話と音楽と語りで綾なすライブセッション 〜すきとおったほんとうのたべもの〜 ものがたりグループ☆ポランの会 | THEATRE for ALL

 

 

クオリティチェックとは、

字幕ユーザー(難聴、ろう者)が字幕を見て、読みやすく作品の内容が伝わりやすい字幕になっているかチェックすること。モニターと呼ぶこともあります。

最近は舞台の字幕チェックも増えてきました。

 

とても良い作品だったので、少しご紹介させてくださいませ。

 

この舞台作品の大きな特徴は、宮澤賢治の作品を、ろう者は手話で、聴者は声で一緒に演じていること。そして見えない音楽家の白井さんが、バイオリンを演奏されています。

 

ろう者は、河合さん、南雲さん、數見さん、佐沢さんら、演劇に長年携わっていらっしゃる素敵な俳優が出演されています。

 

作品は、

  『注文の多い料理店 序』『注文の多い料理店』『土神と狐』

 

 

今回、字幕を拝見して感じたのはポランの会さんが、

字幕も作品の一部として考えてくださっていること、

そして、舞台の字幕って可能性が無限にある!ということでした。

 

舞台演出の意図や意向も踏まえて、劇団としてさらに良いものにしようと動かれている姿勢がとても素敵で、私も楽しくチェックをさせていただきました。

 

また、個人的に嬉しかったのが、

アクセシビリティを選べること。

  • オリジナル版(アクセシビリティなし)
  • 日本語音声ガイド
  • 日本語バリアフリー字幕
  • 日本語バリアフリー字幕+音声ガイド+音声ガイド字幕

 

宮澤賢治がお好きな方、舞台がお好きな方、

手話にご興味をお持ちの方、

字幕、音声ガイドなどのアクセシビリティについて知りたい方、

もしよろしければ、ご覧くださいませ。

 

手話と音楽と語りで綾なすライブセッション 〜すきとおったほんとうのたべもの〜 ものがたりグループ☆ポランの会 | THEATRE for ALL