前のブログからだいぶ空いてしまいました。
パソコンに向かう気力も沸かず、家に帰ったらメイクも落とさず即寝ていた八月でした。
友達と話していたら、メイクを落とす気力もないくらい疲れるのは情報保障が十分ではない時、と意見が一致。うーむ。。
『ファントム』を見てきました。
いつもブログを読ませて頂いている方からチケットを譲って頂きました。
(ありがとうございます!)
この日を楽しみにしていたのですが、
なんと台風が襲来。
風雨でベランダの鉢植えが倒れたりドタバタしてましたが、
家を出る頃には奇跡的に雨が落ち着いてホッ。
鑑賞サポートとして、台本タブレットあり。
関係者カウンターでタブレットを貸し出すというご連絡を頂いていたものの、
梅芸さんの「ドリームガールズ」や「ポーの一族」の時にあったカウンターはなく、どこに行けばいいのやら?状態。
適当にスタッフさんに声をかけたところ、
もぎりの後ろからタブレットが出てきました。
タブレットのページをめくり、
セリフや歌詞を読みながら鑑賞しました。
『ファントム』は、エリックをどんな人物として描くのかという所が見どころの一つ…だと勝手に思っています。
加藤ファントムは少し子供っぽい言動で、
岡田キャリエールとの対話によって、だんだんキャリエールがより深い父性に目覚め、
最後の真彩ちゃんの姿にも少し母性を感じて、うるうる🥹
今まで観たファントムの中では一番泣けました。
私がファントムで最も嫌いなのは、
あれだけ仮面を取ってくれと言っておいて、いざ取ったら「キャー!」と叫んで逃げるクリスティーヌです。
アンドリュー・ロイド・ウェバー版だと、
怪人が地下でクリスティーヌの人形を作ってたりして変態すぎるのと、
怪人が寝てる時にクリスティーヌが仮面を取って怪人にめちゃくちゃ怒られるので、クリスティーヌには同情の余地しかないのですが。。
宝塚雪組ファントムの時のクリスティーヌ真彩ちゃんは、仮面を取った途端に一目散に逃げたので好感度がダダ下がりでしたが、
今回は床に倒れてアワアワするものの、すぐに逃げなかったので、ほんの少しだけ好感度が上がりました。
カルロッタの皆本さんも良かったです!
オケピは舞台の上の方にあって普段は見えないのですが、カルロッタが
♪あ~忙しい 時間が足りないわ
と歌い出すと、幕が上がってオーケストラが出てくるのが演出的にとても素敵でした。下世話で悪辣な歌にオーケストラというギャップが
最後はファントムに滅多刺しにされてお亡くなりになるのですが、
ドアにしがみついて助けてー!と叫んでいるのをファントムがひっぺがして連れ去っていく様子はホラーみがありました。
帰ってから録画していた宝塚雪組版(だいもん&まあや)を見ながら
宝塚は宝塚の良さがあり、外部は外部でまたいいものだな~と
改めて思った「ファントム」でした。