日生劇場で、舞台『エリザベスアーデンvsヘレナルビンスタイン』を観ました!💓

有名な化粧品会社のトップ二人のお話。

もともとはブロードウェイの舞台です。



 みりおちゃんと戸田さんのダブル主演
とても楽しみにしておりました!!

 

華やかなセットや衣装、ダンスとともに

昔のアメリカの化粧品やポスターなども面白くて

見応えのある舞台でした。


女性が第一線で生きることの苦悩が伝わり、

当時の女性差別は、現代の障害者差別と似ている面も多く

とても考えさせられる内容。

 

20代の頃はコスメ大好き人間だったので、

途中でレブロンが出てきたり

あれやこれや、とっても楽しかった💕


私の中ではエリザベスアーデンというと

「緑」のイメージだったのですが

当時はピンクだったのね。

女性の気持ちを華やかにしてくれるピンクを選ぶ気持ちはよく分かります。

そのコスメを作るために、色んな事を諦めていると歌うみりおちゃん(エリザベスアーデン)はちょっと悲しかったな。

 

雑誌を読むシーンで

勢い余って雑誌をバラバラに破壊してしまったり

鞄を椅子から落として取ろうとしたら更に遠くへ鞄が飛んでいってしまったり

ハプニングも生の舞台ならではの醍醐味😄



ヘレナルビンスタインもマスカラで

一世を風靡しましたが、

アフリカの美術品を収集したり、

ダリなどの画家に絵を描かせたり

芸術が好きだったというところに、好感が持てました。


ヘレナ・ルビンスタインと芸術家たち。【アート収集家 3】|Paris|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン)

 

https://madamefigaro.jp/upload-files/190404-helene-rubinstein-06.jpg

↑ヘレナと肖像画たち。これ、実際に舞台でも使われてますね!



ヘレナが自画像の前で歌うシーンが、凄く良かったです。

舞台俳優としての戸田さんを初めて観ましたが、

ものすごい迫力で素敵でした!

 

ラストの方で、戸田さんは紅茶を高いところから注いで床にこぼしてしまい、

無言で床を拭いてました🤣

もちろんずっと役を生きているんだけど、

その仕草がなんとも可笑しくて!

この2人、回を重ねる毎にどんどん面白くなっていくのでは⁉️

 

 

 

そして公演後のアフタートークは、

海外の舞台関係者と主役お二人のトークでした。

 

このトークに文字通訳(要約筆記者)を手配していただきました✨

司会や役者さんはハキハキ喋るので、

オペラグラスを使って口型も読むことで、少し話の内容が聞き取れるのですが、

通訳者の女性がものすごい早口で、個人的には全く聞き取れず。

 

声量的にも音声認識アプリでは認識が厳しそう。

人による通訳を依頼して正解でした。

 

トークは15分ほどの短い時間でしたが

戸田さんは真面目なことを質問して

みりおちゃんは、美味しかった食べ物はありますか?みたいな

ゆるふわ質問をするという漫才のようなトークでした笑

 

舞台もトークも楽しかった〜💓という気持ちで

帰宅できたことが本当に嬉しかったです!


またTBSさんが柔軟な姿勢で、情報保障に対応されたことは素晴らしいことでした。

(通訳の依頼、費用、全てTBSさんで対応されました)

 

一つの前例として、これからも舞台トークにも情報保障が付くようになることを願っています。