少し前のNHKクローズアップ現代、ご覧になりましたか?
劇団四季の再始動特集でした。

毎公演、赤字でも演劇を続ける。
もし終わらせれば、そこで演劇は絶えてしまう。
決死の覚悟が伝わってまいりました。

字幕が必要な私にとって…
演劇は、さらに遠いものになってしまった感じがいたしました。
ネット配信も嬉しいけれど、
字幕がなければ、セリフが聞こえなければ、
よく分からない舞台を見たという感想がどうしても強くなってまいります。

映画ですが、製作者が字幕に理解のある
『なぜ君は総理大臣になれないのか』の
ありがたさが心に沁みます。
(ネット配信、スペシャルトークにも要望に応えて字幕をつけて下さいました)

クロ現は、「マンマミーア!」の舞台が中心でした。
何年か前に観て、涙が止まらなかった舞台。
この時はまだ、今よりもう少し聞こえていたなぁ。
(台本を事前にお借りして読んだ記憶だけでバッチリ理解できた。今は借りても無理です)

四季は一部の舞台で字幕サービスを提供している。
このコロナ禍の中でもしているのだろうかと
ホームページを探してみたら、一応残っていた。
…良かった。(涙)


宝塚歌劇専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」では、新しい舞台を中心に字幕をつけてくださっていますが、
だいたい2015年前後からが多いように思います。
コンサート系は、新しくても字幕がつかないこともあります。(この前の紅ingとか。スカーレットネタの“ゆずると紅子は裏表♪“が見たかったので頑張って聞きました爆笑


明日海りおさん、愛希れいかさん主演、
『アリスの恋人』は2011年の舞台。

なので全く期待せずに見たら、、、、
燦然と輝く【字幕】の文字が✨


ラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブ

あ、あ、あ、ありがとうございます‼️‼️

見たかったよ〜〜💖

2011年の舞台で、
今活躍されている、または少し前まで活躍されていた綺羅星のような方々が
若手の頃に出演している作品で、とても楽しく見応えがありました。

始まってすぐ、
珠城さんの堂々とした三月うさぎ役にびっくり!
まだこのときは若手なのに舞台度胸がすごいなぁと目が点に。

ナイトメア役の星条海斗さんも素晴らしかった。
このストーリー、キャラクター、
下手したら学芸会にもなりかねませんが、
本当に素晴らしい世界観を作り演じられていました。

そしてちゃぴは可愛い。
初めての主演です。
明日海りおさんも、まだ若い。
若いからこその良さが、作品に出ていたように思います。

ここからお二人とも着実に歩みを進められ、
トップになるまでの大いなる努力を感じさせる
素敵な作品でしたおねがい