裂肛の手術をしてから17日目、経過を報告します。

痛さ度、出血度、肛門の見た目改善度、生活への影響度、の4項目について評価をしてみます。

痛さ度
★★⭐︎⭐︎⭐︎

出血度
★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

肛門の見た目改善度
★★⭐︎⭐︎⭐︎

生活への影響度
★★★⭐︎⭐︎



■痛さ度

普段の生活で感じる痛さは、ほぼなくなりましたが、痛さの種類が変わり、痒みを伴う痛みになったように感じています。

排便時には、傷口が開くような痛みがありますが、我慢できる程度の痛みです。

裂肛経験者は、排便時の痛みについて、少し鈍感になっているかもしれませんが、ストレスになる痛みではないため、二つ星にしました。


■出血度

出血は、排便後、普段の生活をしていてもほとんどなくなりました。

退院するまでは、パジャマのお尻あたりに血痕がついているのが当たり前だったため、それと比較すると、出血度合いはかなり改善されていることから一つ星にしました。


■肛門の見た目改善度

肛門の見た目は、お風呂に入った後に、小さい鏡を使って確認しています。

入院する方も、自分で見れないと不安になるため、「手鏡」は持参されることをオススメします。

素人にとっては判断が難しいですが、見た目から、完治とは言えないことはわかります。

懸念点として、1) 皮膚が見えている箇所があり、そこに新しい傷ができている、2) 皮膚のたるみができているという点です。

2) については、術前にもあった症状で、たるみ具合は日によって変わるため、あまり心配していません。

ただ、1) は心配です。

裂肛を患う前段階の状態に似ているからです。

痛さは、裂肛の時の様な痛みではないため、それほど心配していませんが、これが慢性化してしまうと、定期的に切れて、裂肛に繋がる気がしています。

この患部は、主治医にも毎日見てもらっていましたが、特に問題はないという診断をされていたので、その言葉を信じることにしています。

ちょっと心配ということから、二つ星としています。


■生活への影響度

生活への影響度、として総合評価みたいな意味合いでこの項目を作りました。

患部の状況が、まだ生活に影響している、という意味合いで、三つ星にしました。

仕事は、リモートワークのため、環境をコントロールできることから、それほど影響はでていません。

しかしながら、買い物でバイクを使わないといけず、道の悪い道路では低速にして、お尻を上げる、という、恐る恐るの気を使った運転をしています。

あと、出血はしないものの、体液のようなものの匂いがズボンや椅子に染み付いてしまいます。外出時に気を使うようになったのと、パンツを1日に二枚使うようになりました。

浸出液、という体液らしく、細胞組織の修復や傷を治す働きをするそうです。

カニを茹でた時の匂いに近いと思います。

ということで、生活にはまあまあ支障が出ているため、三つ星としました。


術後17日目で、この回復具合、少し心配ですが、日々少しずつ症状が改善されているいるのは実感しています。

無理をして再発するのは絶対に嫌なので、まずは完治を目指したいと思います。

実は、これが2回目の裂肛手術なので。


 
シャッター・アイランド」という映画を観た。
 
レオナルド・ディカプリオ主演、マーティンスコセッシ監督。
 
ミステリー小説に基づいて映画化した作品である。
 
個人的な評価は、3/5 でした。
★★★☆☆
 
 
ユダヤ人の大虐殺を目の当たりにした兵士が抱える心の傷、戦後に広がった統合失調症、残酷なロボトミー治療など、実際にある社会問題に基づいて描かれた作品です。
 
社会問題を知りながら、ミステリー小説の世界を楽しみたい方にオススメです。
 
■ 作品の概要
 
舞台は、1950年代のアメリカ。
 
重要犯罪を犯し、精神異常者とされた人々が収容される孤島。
 
その島の周囲は断崖絶壁になっていて、島で唯一のフェリー乗り場からしか、島を出ることができない。
 
その島の精神病院で、一人の収容者が逃亡し行方不明になる。
 
主人公の連邦保安官は、同僚とともに島を訪れ、逃亡した患者の調査を始める。
 
実際は、主人公自身が過去に妻を殺して、精神病院に収容されていた人物で、強い幻覚症状に悩まされていた人物だったというオチである。
 
精神科医は、治療として、ロールプレイを作り、その中で、主人公のトラウマに関わる事実を小出しにすることで、正しい記憶を取り戻させようとするが、失敗に終わる。
 
すごくザックリと説明すると、こんな映画である。
 
 
■ 所感
 
観ていて面白い映画だった。
 
第二次世界大戦が人々に与えた大きな心の傷、その傷が社会にどんな影響を与えたのかを描いた素晴らしい作品である。
 
それを、サスペンスのどんでん返し劇と組み合わせることで、エンターテイメントにしている。
めちゃめちゃ賢い人が作ったんだろうなぁと思わされる。
 
 
● 作者のメッセージ?
 
作者が最も伝えたかったのは、「他人が善意をもって治療を試みても治らない精神の病がある」ということではないだろうか。
 
精神病院の委員長は、残酷なロボトミー治療法ではなく、ロールプレイを通した”ソフト”な治療法で症状改善を目指した。
 
しかしながら、主人公は、結果として自分が妻を殺したこを受け入れることができなかった。
 
統合失調症は”治る”疾患だが、この映画のように”治らない”ケースがあるのは事実である。
 
原作の作者も、そのような人々を間近で見てきたのかもしれない。
 
そのせいか、作品の最後に、”寂しさ”のような感情を抱いた自分がいる。
 
 
● “最高”の映画でない理由
 
点数を少し低くした理由は、主人公が統合失調症を患った経緯について、十分な説明がされていないと感じたからだ。
 
そして、一番の理由が、症状が改善しない場合に、ロボトミー治療を適用することを肯定しているようにも見えたからだ。
 
 
主人公は、ナチスドイツの大虐殺を目の当たりにし、戦後の不安定な生活の中で、妻が子供三人を殺したという、強烈なココロの傷がある人物である。
 
また、統合失調症は、誤って診断されることが多い疾患であり、症状としての何らかの幻覚は、三割の人が経験するほど、気をつけて扱うべき疾患である。
 
そのため、主人公が、統合失調症を発達させるまでの背景と事実をもっと丁寧に描いてほしかった。

(それをすると、映画が面白くなるかもしれないが、、^^;)
 
 
さらに、ロボトミー手術は、危険かつ有害な行為である。
 
アイスピックの様な棒を、瞼の裏から差し込み、前頭葉に到達したところで、前後にそれを動かす事で、前頭前野皮質の神経繊維を切り離す手術である。
 
アメリカでは、60年代に非合法化された手術である。
 
なぜなら、アイスピック棒で脳を引っ掻いても、十分に患者の症状が改善しなかったからだ。
 
めちゃめちゃ怖い話しである。
 
以下:ロボトミー手術を表したイラスト
 
 
 
映画では、主人公は、最終的にロボトミー手術を受けることになる。
ロールプレイを使った治療で、主人公の症状が改善しなかったからだ。
 
しかしながら、私は、ロボトミー手術を否定するオチがほしかった。
 
メンタル疾患の症状が治らなければ、危険かつ有害な治療を施しても良い訳ではないからだ。
 
そのメッセージを組み込まないと、この映画を見た人の中に、
 
”自分が妻を殺したことを受け入れることができずに、別人格を作り、
その人格で逃げ続けている人だから、残酷な治療を受けても仕方ないよね。”
 
という発想を持つことを促し兼ねないと思ったからだ。
 
 
■最後に
 
メンタル疾患を患うには、理由がある。
犯罪を犯すのにも理由がある。

社会として個人に参加を強いた戦争が、その人の脳の働きを社会生活を送れないほど変えてしまったのであれば、その人を人間として扱うことはもちろんのこと、なんからの形で回復できるように努めることも、社会として求められのではないだろうか。
 
 
■ 参考資料:
 
 
 
 
 
 
 


6月10日に裂肛の手術をしてから10日が過ぎた。

ここ2日は、毎日ベンが出ている。

それなりに大きいからか、まあまあの出血がある。

術後10日目に退院する予定だったが、主治医がもう少し様子をみようということで、週明けに退院を延ばした。

出血はあるのだが、痛みはそれほどひどくない。

お尻に切り傷がある感覚で、裂肛独特の神経を触る痛みではない。

ただ、少し痒みを伴う痛みが加わった気がする。

痛み止めを飲むと、比較的痛みが治るので、しばらくは、日常生活で痛み止め薬を常備しなければいけなさそうだ。

ただ、長時間座ると傷口が悪化する気がするため、パソコンでの仕事は、立って座ってを繰り返して行なっている。


振り返ると、術後2回目の排便時が痛みのピークだった。

その痛みを経験したことで、脳と体が痛みを避けるため、排便を躊躇するようになったと感じた。

自分の場合は、2回目の排便の翌日は、便意を感じていたがベンが出なかった。

お腹が張っているまま、1日開けて、ベンが出た。


事前に痛みの流れを知っていたため、この痛みも受け止めることができたと思う。

また、同じ治療をしている患者さんと触れ合い、症状を共有し合うことができたのも、安心に繋がった。

例えば、10年以上も痔の痛みに悩まされながら、毎日、痛みに耐えながら車で運転していた話を聞いた際、こんな痛みを抱えながら仕事をしている人がいることを知った。

恥ずかしながら、これまで、気分にムラのある人を見た際、普段の生活にストレス要素が多いんだろうと考えるぐらいで、痛みを伴う持病を持っているかどうかまでは、考えていなかった。


これから、裂肛手術を経験される方には、経験するであろう痛みの波を調べておくこと、病院でほかの患者さんと触れ合うことをおすすめします。

このようなブログを書き、気持ちを吐き出すことも、自分にとっては、エクスプレッシブライティング※の効果がありました。

頭の中で感じていることやモヤモヤしていることを言語化して紙に書いていく手法。

詳しくは、こちらをご参照。

 

悪い感情は書きなぐり、良かったことは3つ書き出す――“2つのノート習慣” で心を整理しよう - STUDY HACKER|これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディア「嫌なことが起きてイライラしている……」「不安で頭がいっぱいだ……」「理由ははっきりしないけれどもなんだか楽しくない……」そんなとき、みなさんはどうしているでしょうか。何もしないままでは、その状態はなかなか好転していきませんよね。 そこでおすすめしたいのが、「紙に書く」という習慣です。何を紙に書くかによって効能も変わってきますが、ストレス軽減や自己肯定感アップといった効果が期待できますよ。今回は、2つの「紙に書く習慣」をご紹介しましょう。 【1】感情をそのまま書き出す「エクスプレッシブ・ライティング」 1980年代、アメリカの社会心理学者ジェームズ・ペネベーガー氏は、ストレス解消やうつ病治療用…リンクSTUDY HACKER|これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディア 

 


以上、自分の経験が、同じような悩みを抱える方の参考になると幸いです。ニコニコ

皆さんの痛みが、少しでも改善されますように。