お別れはいつもつらい。それが笑顔であればあるほど悲しい。

そして喪ったものの大きさを知る。

「酒井宏樹」選手は、黄色いユニホームでサイドを駆け上がってはクロスを上げ続ける「柏レイソル」時代の姿が今も鮮明に蘇る「浦和レッズ」に来てからは、いつも頼れる兄貴だった。

GK西川選手からのロングフィードをきっちり受け止めるシーンが好きだった。良い受け手あってこその周作の活きる技だ。

「浦和レッズレディース」SB「遠藤優」選手が敬愛し観戦を楽しむ存在の酒井選手のはにかむ様な笑顔がもう見られない。

「アレクサンダー    ショルツ」選手。135試合。21ゴール。

そのほとんどを観てきたが、ホイブラーテンとの鉄壁の守備は

私のCB像の理想だ。賢い頭脳の守備だった。

そして隙をついての前への持ち上がり。おお〜どこまで行っちゃうんだ、と何度もドキドキした。そしてショルツと云ったら何と言ってもPKだ。打ち込むような強さでもなく、際どいコースでもなくホラといった感じで決めてしまう。私はただの一度だったが外した貴重なシーンも見た。WE  are  REDS   決して忘れない。