優勝決定後の会見を読んで意外だったのは、出席していた紫田・

清家両選手が、千葉-神戸戦を観ていなかったことだ。紫田選手は何度か時間で途中経過をチェックしていただけで、最終的には選手間のラインで13分のATを中継で観たようだ。これがもし、千葉ではなく、日テレ-神戸だったらどうだろう。おそらく、召集されるまでもなく自然とクラブハウスで皆で見守ったのではないか。

選手たちは直接対決での決着を覚悟していたし、楠瀬監督も次節のためのスカウティングとして中継を観ていたようです。

応援する私たちも、また同様。私の場合はジンクスで見られす。

それほどまでに、千葉の勝利は劇的だった。ここで思い出すのは「まさかの坂」の言葉です。私も何度、この坂で転んだことか。

皇后杯では「勝利の女神」がソッポを向き、ここでは微笑んだ。泣き笑い、悲喜交交。こんなスリル・擬似人生がサッカーで味わえる。この醍醐味で「J・なでしこ・WEリーグ」を「浦和レッズレディース」を応援してきた気もする。30年ですか・・・