いよいよ、自民党総裁選が告示されました。

なんだか候補者の出馬表明が例年より早かったこともあり、ようやく告示か?という思いと、もう告示か・・・という両方の気持ちと共に迎えました。

今日は改めて、私の総裁選に対する考えを述べたいと思います。

 

自民党は、いわゆる「政治とカネ」等により、かつてないほどの苦境に自らを追い込み、政治不信を招きました。党内の綱紀粛清はもとより、政権与党として日本経済の立て直し、外交安全保障など国民の生命財産を守る確固たる主張と政策が期待されているはずです。だからこそ、私は「刷新感」や「改革」といった言葉にはしるのではなく、経験と実績に裏打ちされた本物の政治、そしてリーダーを選びたいと考えます。

 

自民党のリーダーは、ひいては日本のリーダーであり、日の丸を背負い世界と伍していかなくてはなりません。国内外をみても複雑、不透明化する今、これからの政党そして政権運営は挑戦の連続です。かつてない挑戦、それは少子高齢化、国際情勢、気候変動、AI、DX、エネルギーなど枚挙にいとまがありません。それらの変化に対応するだけでなく、変化を更なる飛躍へと転換する先見性、政策力、実行力が問われています。

 

それらの考えのもと、私は今回の総裁選において外務大臣、経産大臣、経済再生担当大臣、沖北担当大臣をはじめとした各要職、そして党内においても幹事長、政調会長、選挙対策委員長など経験されてきた「茂木敏充」候補を応援します。

 

 

かつて釧路コールマインの予算が財務省案で削減された際には経産大臣(当時)として直接大臣折衝され、結果として予算を満額確保して頂きました。また、沖北担当大臣時代、元島民の皆さんが普及啓発のためにも「高校入試に北方領土問題を取り上げてほしい」と要請された際には、関係省庁にも指示を出し、翌年の入試で扱われるなど、政治の力を示して下さいました。加えて、安倍政権の対ロ外交を外相として支えられ、間違いなくこれからの日ロ関係の復活、発展に大きな影響力をもつ唯一の候補者です。

 

日本の国益、そして釧路・根室地域の明日を考えたときに、イメージによる政治ではなく、確かな政治力、政策が求められています。「政治とカネ」の問題においても、候補者の中で率先して「政策活動費のゼロ」を明言され、決別の姿勢を鮮明に打ち出されました。

 

また、茂木敏充候補の「増税ゼロ」という主張は、争点の1つになると確信しています。防衛力の強化、子ども子育て政策の充実・拡充、社会保障の安定を、増税ではなく経済成長による新たな財源創出、税外収入や185兆円に積みあがっている外為特会の運用などで対応する、という主張は、これまでの豊富な政治経験と実績のたまものです。

中には「それは非現実的だ」「無責任な議論だ」という方もおられます。

しかし、総理総裁を目指すからには、「日本経済を立て直す」「経済成長を実行する」確固たる覚悟とそのための方策があるはずです。

「経済成長による税収増が非現実的」だという方は、そもそも経済成長を実行しない、というお考えなのか。そんな方には、到底任せることはできないはずです。

 

政策で私たちのリーダーを選びましょう。

政策で私たちの暮らしを変えましょう。政策で自由民主党を「これぞ国民政党。これぞ政権与党。」と復活させたい、と考えます。

ぜひこれから連日、各メディアや自民党主催の討論会が開催されます。各候補の政策のぶつかり合いを期待し、納得の上で次の総裁を選びましょう!!