こどもの自殺が過去最多を記録し、諸外国の中でも高止まりを続ける日本。
少子化が国難なら、こどもの自殺が高止まりを続ける現状は国家の緊急事態ではないでしょうか?
予算委員会でも毎度、自殺対策について取り上げていますが、設立を訴えて現在は事務局長を務める #子ども若者自殺対策推進本部 を開催。
#安全な生徒指導を考える会 の皆さんにお越し頂きヒアリングを行いました。
「遺族が求めたいことは、自殺の統計の取り方の見直しです。子どもたちの苦しみを統計に吸い上げられるようにする必要があります。」
🔹学校から文科省に報告される調査(令和2年度)
Q.不登校の理由
@小学校
1️⃣無気力・不安(46%)
@中学校
1️⃣無気力・不安(47%)
ちなみに、
「教職員との関係をめぐる問題」と答えたのは
小学校2%
中学校1%
しかし‼️次を見て下さい。
🔹令和2年度不登校児童生徒の実態調査
Q.不登校の本人と保護者を対象に行った「最初に学校に行きづらいと感じ始めたきっかけ」
@小学校
1️⃣先生のこと(30%)
2️⃣身体の不調(27%)
3️⃣生活リズムの乱れ(26%)
@中学校
1️⃣身体の不調(33%)
2️⃣勉強が分からない(28%)
3️⃣先生のこと(28%)
ここで言いたいのは、教師/学校が問題だ!ということではなく、統計の取り方の見直し、要因分析をした上での対応、施策の実行が求められている、ということです。
死してもなお存在が否定されているように感じるのは、ご遺族だけではないはず。
こども家庭庁ができ、“こどもまんなか”社会が叫ばれ、こどもの健やかな成長を社会で育んでいくことを目指しています。
子育て支援も大事です。私も2人の娘の母親として、経済的な負担軽減策や産み育てやすい環境整備にはこれまでも、そしてこれからも汗してまいります。
と、同時に単にお金の話ではなく、こどもたちが置かれている“生きづらさ”や“いばしょのない社会”を見直し、変えていくことも両輪で取り組むべきと考えます。
生まれてきた命は等しく尊い。
生まれてきたあなたは、等しく尊い存在である、と社会で伝えていきたい。
そのために、“声なき声”にこそ向きあわねばなりません。