みなさん、こんばんは。

金曜日に嬉しい知らせがありました。

 

それは、国交省とベビー用品などで有名なCombiさんからの報告です。

以前から問題提起し、意見交換を行っていた「ベビーキープなんでそこ」問題です。

 

・便房から手の届かないところにある

・トイレの開閉ボタンに手が届くため勝手に開けられる

・水・蛇口の横に位置するため子どもが水びちゃびちゃになる

 

など・・・

 

Combiさんが、モニター調査を行いその結果を国交省とも共有し

今後の指針にもしっかりと反映されるということです。

本当はベビーキープユーザーさんたちを募って、声を集める予定だったらしいのですが

コロナ禍でそれが出来ないことに・・・

そこで、会社の従業員さんとそのお子さんたちにモニターをお願いした、とのこと。

数にも限りがあったことなど、今後の検討課題もありますが

出来ることを追求してくださったCombiさんには本当に感謝しています。

 

往々にして、ベビーキープは生後5ヵ月~2才半頃が対象とのことですが、

1歳すぎて歩けるようになったら、わざわざベビーキープに乗せず

子どもを近くに立たせて手をつないだり、声をかけたりしているような。

 

 

ベビーキープを使いたい!というのは、抱っこ紐でお出かけをしているとき。

まだ安定して立てず、歩けず・・・の頃ではないでしょうか。

現在の対象年齢【生後5ヵ月~2才半】。。。。

実際のユーザーの声を反映し、対象年齢を狭めてでも安心安全な設計にもできないものか・・・

引き続き意見交換や検証をしていきたいと思います。

 

また、ベビーキープ以外にも

・トイレのドアについているフックが往々にして高い問題。

(これ平均身長が女性より高い男性が設計、施工が多いためでは?と思います。)

 

・おむつ交換台を男性側トイレにも設置促進

なども反映されることになりました。

障がい者目線での声も反映されています。

話をきくと「ほんとそれ?」というようなことが多々あります。

 

たとえば・・介助者から本人のプライバシー確保のためカーテンで仕切れる場合があるのですが

そのカーテンをひくと、照明の赤外線センサーが反応せず電気が落ちる・・・

いざ、という時に「緊急ボタン」が接続されていない、など。

 

当事者の声で、しっかりと設計していく。

計画していく、そして完成後も検証や声が届くような仕組みも必要だと感じました。

 

また、公共トイレに関する幅ひろいご意見を集めるのに際し「全国道の駅」の皆さん

とりわけ女性駅長の会のみなさんに、大変お世話になりました!

これからも引き続きよろしくお願いいたします☺

国交省の皆さんからも「繋いでいただき、ありがとうございました」とお礼を言われました。

やはり日々、生の声に接している皆さんの声の蓄積は大変学びが多かったことと思います。

 

国交省にも、

子育て世代は目の前のことでいっぱいいっぱいで、なかなか声をあげたり

そのために行動するということが難しい場合もある。

ひと段落して初めていえること、「あぁ、こうだったら・・・」と思っていること、方が多い。

だから、ヒアリングではぜひthe当事者の声を聴く努力、配慮をお願いしたいと

再度確認をしたところです。

 

ぜひ皆さんの「ため息」を笑顔に変えていくために

#その声鈴木貴子が届けます !