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北海道戦没者追悼式@札幌 本日は日帰りで札幌です。 毎年恒例ではありますが、今年もコロナ対策のなか 例年の1割の規模で追悼式が挙行されました。 ご遺族代表の御挨拶は毎年、胸を打つものでありますが 今年もまた多くを感じ、考えさせられる尊い挨拶となりました。 代表で御挨拶された方が2歳のとき、沖縄に出征していた お父様が34才で戦死されたそうです。 お父様の記憶はなく、唯一残っているのは写真だそうです。 過去二度、出征された時は生還。しかし、三度目は奥さまには 「今回は帰ってこられないと思う」と告げられていたそうです。 そして、2歳の息子さんには「お母さんを頼む」と記されていったとのこと。 2歳のまだもちろん字も読めない幼き子どもに残した言葉が 「お母さんを頼む」 自らの近い将来を自覚し、死を覚悟せざるを得なかった父親の 心境をおもうとき、言葉にもなりません。 愛する奥さまへの申し訳ない、という思いを2歳の息子へのこの言葉に 託したのでしょうか。 どんなにか悔しかったことでしょう。 どんなにか愛する奥さまや子どもたちを思ったことか。 違う時代に生まれたかった、巡り会いたかった、と思ったのでしょうか。 言葉に、声に、顔にも出せぬ複雑な思いの渦だったことと拝察するものです。 改めて平和の尊さに感謝し、今の世を築いて下さった 全ての英霊の御霊に心からの哀悼の意を表してやみません。 そして、政治家として、戦争を知らない世代だからこそ この当たり前に奢ることなく、どう平和の世を繋いでいくのか、 胸にとめながら国政にて働いてまいります。

衆議院議員 鈴木 貴子(@_takako.suzuki_)がシェアした投稿 -