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無実を一貫して訴え、再審請求中の袴田巌さん(82)について、東京高裁(大島隆明裁判長)が11日、再審開始を認めるかどうかの決定を出します。

長きにわたり「無い」とされていた
取り調べテープには文字におこすのも耐え難い内容が
残っていました。
「科学的な捜査によってはっきりとした証拠がでている」
「君は何回否認したってね、無駄だよ」
また、トイレに行かせてくれという要求に対しても
認めず許さず、その場でするように命令した事実も明らかになりました。

密室での連日の睡眠さえも許さない長時間にわたる強圧的な取り調べは
自白を迫り続ける内容でした。

あわせて、証拠とされてきた衣類は
袴田さんが履くことさえできないほど小さいサイズであったにも
かかわらず、死刑を裏付ける証拠として提出されています。
その場で履き、太ももいじょうあがらないことを示しているにも
かかわらずです。

当時の裁判長の一人は、「死刑を判断するべきでなかった」と
自責の念にかられ、裁判官を退官、アルコール中毒等をへて
公の場で「あれは間違った判断だった」と明言されていらっしゃいます。

11日、袴田巌さんの再審請求が却下された場合
82歳の袴田さんはまた死刑囚として拘置されるのでしょうか。

48年間死刑囚として自由を奪われ、人生を奪われた事実を
変えることはできませんが、
せめて司法が正しい判断を示すことはできるはずです。

私たちが「注目しているんだ」という姿勢を示すことが大事です。

どうか、袴田さんの正義の闘いをご支援ください。