性的同意年齢が13歳って知ってますか?
なのに学校では性教育が“不適切”と批判されるのは矛盾してませんか?
子どもであっても、
いや、
子どものうちから自らの権利を学ぶべきです。
そして、
私たち大人がその権利をしっかりと保障すべきでは?

先月5日、都内の公立中学校で総合学習の時間を使っての
3年生を対象とした性教育の授業があったそうです。
そこではもちろん、望まぬ妊娠や性感染症を防ぐためにコンドームは有効である
(が、100%ではないということも含め)
といった内容などが説明されたそうです。
これを受けて、都議会で「問題では」ではと指摘し、教育委員会に対応を求めたそうです。
「「性交」「避妊」「人工妊娠中絶」という言葉を使った説明がいけない」
「中学生の発達段階に応じておらず不適切」

いやいやいや・・・・

10代の望まぬ妊娠や出産が年間どれほど起きているのでしょうか?
中絶を余儀なくされた、中絶を選んだ子どもたちは何人いるか知っているのでしょうか?
 
それに、日本の刑法において
性的同意年齢は13歳です。
矛盾していませんか?
「中学生の発達段階に応じておらず不適切」という発言こそ、不適切では?
 
性と「自分」は切っても切り離せないわけで
同時に他者とのコミュニケーションでも重要です。
それは間違えると、はき違えると、他社を傷つける可能性が、
自らを傷つける可能があるからです。
学校で教えるな!という方は、
家で性教育をしっかり行ってこられたのでしょうか?
家でも十分な正しい知識のもとで性について話もできず、
学校でもできず、ならばどうしろと??
 
★学校での性教育は行うべき
その上で質(正確さや表現方法など)を担保するためにも外部などからの講師を呼ぶなど、今後の性教育の議論をすべき
 
★性的同意年齢の引き上げを含む議論を
性行為に対し自らの判断が可能という“性的同意年齢”について議論をすべきです。
性教育がないということは、自らの身体や、相手の身体、性行為そのものについて
十分な知識がない可能性が高いということです。
望まない妊娠や性感染症、そもそも望まぬ性行為を防ぐためにも考えるべきです。