みなさん、こんばんは!

年末は家族や親せきの皆さんで集まられる方も

多いのではないでしょうか。

子どもがいるだけでその場が明るくなる、

そんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。

そして、子どもの笑顔や元気は間違いなく私たちの、そして

日本にとっても明るい希望です。

 

今年2月、超党派の国会議員による

「子どもの貧困対策 推進議員連盟」を発足させました。

会長には厚労大臣経験者である自民党の田村憲久代議士が

就任されています。

省庁横断的に、支援現場や民間団体の皆さん、

何よりも当事者である子どもたちの思いや声をすくいあげて

いきたい、という思いで立ち上がっています。

 

今月13日、議連としての申し入れを

菅官房長官と古屋厚労副大臣に行うことができました。

内容は多岐にわたるものでありますが、

・給付型奨学金の創設
・高校生等奨学給付金の充実
・無利子奨学金の充実
・幼児教育の無償化の推進
・教職員の指導体制の充実
特に、教育の機会の均等そして保障のためには

現行制度の成績による選別というのが果たして

ベストなのか、というような考えについても

触れられています。

 

奨学金の問題については、多くの皆さんから

積極的に議論がされています。

同時に、予算確保に問題もあります。

 

私はこの議連で、提言させて頂いたのは

公立学校における制服や制帽指定の緩和もしくは廃止です。

 

白いポロシャツ、白い靴下、体育のジャージやT-シャツ。

今では全国チェーンのいわゆるファストファッションのお店でも

安く買うことができます。

 

しかしながら

「学校指定の店で購入」といった文言がたびたび出てきます。

制服、通学かばん、ジャージ、上履き・・・

「衛生管理から3枚ほど購入を。。。」こんな注意書きも。

 

全てが一度の支出です。

生活困窮世帯でなくとも、痛い、思い出費ではないでしょうか。

 

「白無地で襟付きの半そでシャツ」などといった基準であれば

より安価に購入も可能ではないでしょうか。

 

「指定されたものが手に入らないから周りから浮いてしまう・・・・」

「身長が伸びたけどジャージはそのまま・・・」

 

気にすることなんかない!!

 

と思う方もいるかもしれません。

でも、子ども、生徒、学生にとっては学校こそが彼らの一番身近な

社会であり、そこでのストレスは私たち”元子ども”が考えるより

大きなものに成り得るのです。

 

こうしたことは、”通達”などで

その縛りを緩める、柔軟な対応をとるよう指示を出せば

かく教育長、学校、PTAでも議論そして見直しがされることです。

 

今後とも立法府として法制度全般もそうですが、

こうした”後押し”にも全力で取り組んで参りたいと思います。

 

そのためには、まずは皆さんの声を聴く。

今年も、そして来年も、これからも誰よりも走り回ります!