みなさん、こんばんは。

 

昨日、無実を訴えて闘っている岐阜県美濃加茂市の

藤井市長の2審判決が出ました。

一審は無罪。

もちろん、無罪が確定と思っていたら

なんと「逆転有罪」判決です。

即時上告、長い戦いになりそうです。

 

私は、本件の捜査の在り方に大きな疑義を

抱いています。

それは、証人への不当な情報提供による

捜査当局に有利な証言の数々だけでなく

 

愛知県警の取調官の

「こんなハナタレ小僧を選んだ美濃加茂市民の気がしれない」

「美濃加茂を焼け野原にしてやる」などの藤井市長だけでなく

美濃加茂市民を侮辱する暴言による長期にわたる取り調べ。

 

名古屋高裁は、贈賄罪などで有罪が確定している業者を

職権で証人として呼び、

裁判官が直接尋問を行うことを決めました。

職権で呼ぶというのは異例なのですが、何よりも裁判長は、

検察側が証人と事前の打ち合わせを行わないよう、

という異例中の異例の要請もしています。

 

一審の証人尋問の前には、検察官が連日

朝から晩まで検察側証人と「打ち合わせ」を行ったことが

本人の言葉で明らかにされました。

つまり、

検察が自らの有罪のための立証に有利になる発言を

法廷でさせるべく”セリフ指導”を行っていたということです。

 

おかしな点は多々あるのですが、

今日は藤井市長のブログをご紹介させていただくことに

とどめておきたいと思います。

 

以下、原文のまま。FBより。

 

『たくさんの御言葉ありがとうございます。

冷静になった今、あらためて有り得ない判決だと確認しました。
当事者の私の声を一言も聞かず、なんの根拠もないことを認め、

詐欺師の証言、しかも一審での記録のみを採用したことに、怒りしか感じません。

...

現金の授受は、事実無根です。
私の腹を切って証明されるのであれば、直ぐにでも示したい。

 

政治家を志した時、美濃加茂市から日本、世の中を良くしようと誓いました。

不当逮捕により、理不尽な世の中と戦う宿命を受け入れました。
まだ戦えということだと理解しています。
警察も検察も裁判所までも腐っている。正していきたいと改めて思いました。』

 

ここに書かれている

「私の腹を切って証明されるのであれば、直ぐにでも示したい」

の言葉、本心だと思います。

 

私もかつて、

父の無実が、父の正義が、世の中に伝わるならば、、、

自分にできることは何なのか。

自分のもっているものすべてを懸けてでも、示す意義がある。

それほどまでに不条理な経験であり、それは長い長い時間でした。

 

真実を話しても信じてもらえない。

世の中は、虚像だけが流れ、虚像が事実のように一人歩きをしていく。

正義の砦だと思っていた司法には、絶望さえ見る。

 

きっと今日も藤井市長は前をむき、時に笑顔を見せながら

美濃加茂市のために奮闘されていることと思います。

 

でも、本当は悔しくて、悔しくて、悔しくて

たまらないと思います。

抑えきれない憤りと、くやしさと、不安と、様々な思いと

それでも「最後まで闘うんだ」「事実を明らかにすることが使命だ」と

前を向いていることと思います。

 

美濃加茂市の皆さんの藤井市長を支援する署名、

大きな力になったことと思います。

どうか、引き続きのご支援を私からもお願い申し上げます。

私にできることがあれば、何なりと声をかけて頂きたいと思います。

 

そして、これからも冤罪をうまないための司法制度改革

もしくは起きてしまった場合の原因究明が徹底され

教訓として生かされる環境と制度づくりのため

これからも声を大きく、プレッシャーに負けることなく、

行動してまいります!!

 

義を見てせざるは勇無きなり