熊本で相次ぐ地震による被害に、また尊い命が
犠牲になられましたことに心より哀悼の誠を捧げます。
避難を強いられている皆さんのご心痛、想像をこえる
不安だと思います。どんな言葉も足りませんが、
お見舞い申し上げます。

どうか、言葉を掛け合うことで
緊張が少しはほぐれたり、安心につながることも
あります。お一人の方、こども、高齢の方、ぜひ
声を掛け合っていただければと思います。

救援物資などの手配も各自治体などを中心に
進められているようですが、
個人によるボランティアなど含め現地入り
については余震も続いていることや
現場の受け入れ体制の観点からも
慎重に行うようにしましょう。

物資の送付なども、個人ではなく
それぞれの自治体や社協の窓口を通し、
必要な物資があまねく行き渡るよう、
まずは被災地外の私たちが冷静に動くことも
円滑な支援への一助です。

そしてまた、何処にいても、住んでいても
できることは自らの防災、減災対策です。

・家族と緊急時の対応、連絡先について確認
・171災害時の伝言ダイヤルの利用方法の確認
・最寄りの避難所の確認
・防災バッグの用意
・水や保存食の用意、点検
・携帯電話などの充電や予備バッテリーの用意
・ラジオなどの用意
・家具転倒防止の対策
・食器棚など扉に地震対策金具の設置
・ブレーカーの場所と操作確認
    (通電した際に火事に繋がる恐れがあります)
・靴底の厚い靴

など、いつ何時、どこで災害が起こるかわかりません。
熊本県はじめ九州での地震が相次いでいますが、
お住まいの地域で地震が起こらない、とは限りません。

熊本の皆さんへのお見舞い、寄り添いの気持ちを
'地震は防ぐことは出来ないけど、減災につなげる'と
今一度、身の回りの確認をしていきましょう。

大切な人を守るためにも、
まずは自分の身の回りの確認です。
ぜひ、ご家族やご近所、会社などで災害時の
対応について話し合いましょう!