みなさん、こんばんは!

きのう、北海道新聞社が主催の討論会が行われました。

様子については明日の朝刊で詳報が出ますが、

すでに北海道新聞HPにて動画が公開されています。


1時間以上におよぶ討論会ですが、

北方領土に関する答弁で、気になる点がありました。


発言順に。

(動画を見て発言を文字に起こしました。)


池田まき氏

「大前提となるのは56年の日ソ共同宣言、そして93年の

東京宣言。平和条約を締結することに合意した。

まずは二島とか四島とかではなく、平和、歴史の経過を認めつつ、歴史を理解したうえでないがしろにしないことが大切。

領土問題と外交、そして平和条約をどう結ぶことは、別な問題ではないが、厳密に振り分けることが、今住んでいる人の気持ちに寄り添いながらゆっくり進めることが大切。」


和田よしあき氏

「北方領土の問題は拉致問題と同じで、関係する方々の高齢化が本当に懸念される問題でございます。戦争が終わって70年、そこに住んでおられた方々、本当に高齢になられ、これは一刻の猶予もなく解決していかないといけない問題。」


ここで気になるのは、池田まきさんは共闘している日本共産党の考え

「全千島22島の返還」という考えに配慮し「二島とか四島とかではなく」という言いぶりをされたのでしょうか?

そして”ゆっくり進めることが大切”という発言は、北方四島の問題を現実的に解決する意思のない共産党に配慮したが故の発言なのでしょうか?


一方、和田よしあきさんは、「一刻の猶予もなく解決していかないといけない」という認識です。


安倍総理はプーチン大統領との信頼醸成を続けながら、現実的かつ建設的な領土交渉を、進展のため取り組んでいるかと思います。アメリカ・オバマ大統領からの「訪ロは自粛せよ」のメッセージに対しても電話口で「継続的な対話が必要だ」と述べていることからも、今までの首相にはなかった明確な意思が見えます。


明日には、北海道新聞で詳報が出るかと思いますが

動画はすでにアップされていますので、

ぜひコチラ から!